NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

ネットで在宅ワークを検索してみた

普通の勤め人になるのは半分諦めているので在宅ワークを調べてみました。
二時間くらいウダウダ徘徊してきた思ったことを書きます。


まず言えるのは怪しい仕事が多そうだという印象。
メジャーっぽいのは「データ入力」と「web(ブログ)ライター」の二種類くらいでしょうか?
あとは当たるも八卦当たらぬも八卦の玉石混交っぽいです。

気を付けなければいけないのは「情報商材」といって、内職の紹介じゃなくて「こうやったらうまくいきます!」的な誰が作ったのかも怪しいテキストを有料で販売しているというもの。サイトを見ると「これを買ったら月収いくら!」みたいな踊り文句をこれでもかと前面に出してきますけど、厳密には「これ買ってマニュアル参照してガンバってネ☆(うまくやれば月収それくらいいくかも!?)」ということです。いかにもこれを買えば後は自然にお仕事を貰えるような印象を持たせていますけど、これはあくまでスタートラインに立つまでのお話を有料で教えてやる、というもののようです。お値段も五桁に届くものもあれば、二、三千円と訴えられないぎりぎりのところを責めてきてるのまで。話のタネにする以外には手を出さない方が無難のようです。

やはり今のご時世、PCを使わない内職、いわゆる一昔前の、造花とかを幸薄そうな女の人が夜なべで作る的なアレはあまりないし、どこでそういうのを探すのかすらわかりませんでした。本当にあるんですかね?
少し前に「黄金伝説!」でお笑い芸人が内職に次々に挑戦するという企画があったらしいですね。自分は見てないですが話には聞いたことがあります。
ああいう単純な袋詰めとかのやつはネットで検索すれば誰でも見つかるとかいうものではなさそうな印象でした。


内職検索でよく見かけた文句は「誰にでもデキる!カンタン副業で収入アップ1?」と「外で働いた方がよっぽど早い」の二つでしょうか。
前者はきな臭い煽り文で後者は現実的な冷めた意見ですなw そして恐らく後者の方が現実的だと思われます。

悪徳業者が多いらしい在宅ワーク、しかも厳選してマトモそうなのを選んだところでコンビニバイトの自給にも届かない、そして安定的に仕事が来るかも保障なし。
そらぁ普通にバイトした方が早いってなっちゃいますわなw

恐らく内職に手を出すのって「子供がいてどうしても家を空けられない」とか「長い目で見て、外で働くのは我慢だけだと持続不能」とかそういう本人的にはかなり切実な事情あってのことじゃないかと思いました。
煽り文みたいに、普通の社会人として本業があって更にちょっと片手間で収入アップを目指すような人が手を出すケースはあまりないんじゃないですかね? 外で働くことに対して特に抵抗のない人は土日だけ異業種のアルバイトとかで雇われた方が断然早いし安全で確実で儲かるみたいです。

自分としては「コミュ障でもできること」「地域性に依存しない在り方」「通勤時間・通勤手段の節約」あたりを模索してるので在宅ワークを選択肢の一つとして取り上げています。
在宅ワークが「普通の人」にとって割に合わない選択肢だというのはこちらとしても百も承知です。
これに手を出すか否かの選択は、「本業があって副業の依頼が来ても来なくても生活には困らない」、「物理的にどうしても外出することができない」、「単純にその仕事内容が好きだから」、「外で働くことで生じる雑多なストレス諸々よりはこっちのほうがまだマシ」などその人なりに収入の高低やリスクの有無とは違う次元の選択になる気がします。


まあなんにせよ手間のかかる選択肢ですから、余裕ある身分の人とマイノリティの道を模索してる人の選択肢なんだろうか?、という印象でした。
本気でこれを生活維持の手段にするなら、半分は在宅ワーク、残りは日雇いのアルバイトの日給とかで補う、みたいな形にするのが現実的かもしれません。一か所の収入ですべてを賄うんじゃなく、ちょこちょこ色々やってトータルで生活を維持する、みたいなモザイク社会人(笑)
回りくどいけど、それもいいかも、という妄想でした。

↓個人的に一番冷静そうなサイトでした。責任は持ちませんけど……w
http://www.m-fukutomi.com/
本気で探してる人がいれば、左側の下に「楽して稼げるびっくり副業(笑)」をよく見ておくことをススメます。