NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

社交の人。ぼっちの人。

自分は無口です。子供の頃も大変な無口でした。


対して自分の知り合いには大変社交的な人がいます。子供の頃からそうでした。
その知人は学校とか職場とかの人間は言うに及ばず、よく行くその辺の店のご主人とかまで普通に仲良くなっているようです。
そんなシチュエーション、ドラマの中でしかないと思ってました(笑)

当然その知人はよく人と会って話したり電話したりしているみたいです。
仕事だけではなくその知人は誘ったり誘われたりでとても多忙。予定がない日の方が少ないみたいですね。


すごい思うことがあります。
「よくそんな話すことがあるなぁ」と。
そしてさらに思います。
「それをよく実行するもんだなぁ」と。

自分なんかは生来の無口なので対面で話したいと思う内容自体そんなにありません。
仮に、あったとしてもそれを実行するかと言われると面倒だったりして結局すべてを話し切ることも少ないです。
さらに言うとコミュ障気味でもあるので、話そうとはしたけどうまく話せなくて一人枕を濡らす夜もあったりします。

それを「欠点」としてひどく悩んだ時期もありましたが、最近この知人を見て思いました。
これだけしゃべりまくってる人種がいるのであれば、逆にまったくしゃべらない自分みたいなのがいてもおかしくないし、これはこれでバランスが取れているのでは?と。
自分みたいなのまでベラベラしゃべり始めたら世の中うるさすぎないですか??


どうでもいい話ですけど、この世の中が許容できる「おしゃべりの総量」がもし有限であったとしたら。
マグロが泳ぎ続けてないと死ぬかの如く、他人とお話ししていないと発狂して死ぬという人にとっては死活問題ですよね。
そういう人達が気兼ねなくしゃべれるように、自分達みたいな元からそんなに話をしなくても平気な人種も必要です、と。
つまり自分たちは、おしゃべり好きな人が人一倍しゃべった分、人とそんなにしゃべらないことによって世界のバランスを保っているというわけ。

って思ったらむしろこれでいいんじゃないかと思えてきました。
なんにせよ自分がこの知人レベルにまで社交的になるには人間の寿命は短すぎますねw
にぎやかな知人がにぎやかに生きた分、こちらはひっそりと生きて世界のバランスを取りたいと思いまする。