NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

【感想】 『これがアフリカの全貌だ』 (1)

読みました。

これがアフリカの全貌だ

これがアフリカの全貌だ




まず全体的印象として、この本はアフリカのこれまでとこれからを述べることで、日本では少し存在感の薄い「アフリカ」という世界を、もっと身近に知ってほしいという意図を感じました。
アフリカの近況と同時に受難の歴史、そしてこれからのアフリカについて述べられており、歴史について述べられた分量が多いですが、現代の経済面についても書かれています。
著者の青木さんは毎年アフリカに行かれているようなので愛着があるのかな?という感じです。


ビジネス関係で言うと、この本はこれからの経済的選択肢としてのアフリカ推しって感じですか。

中国よりも成長率の高い国があり、リーマンショックがあっても成長したのだとか。
資源国もあり、先進諸国に中国、その他BRICsによる熱い争奪戦も繰り広げられており、かなりのマネーが飛び交っている、と。

また、アフリカ人の若者の中には「チーター世代」と呼ばれる人達がいて、これは「チーターのようなスピードで変革を目指す新生代」の意味です。
彼らの中には海外に留学し、欧米企業でキャリアを積んでアフリカに戻り起業しようとする人達も多くいるようです。

海外の企業も、マイクロソフト社やメトロ社といった欧米企業や中、韓、印の企業が積極的に事業を展開しているそうです。
BRICsと同等かそれ以上の利益が見込める上に競争がまだそこまで激しくないのだとか。
日本企業はというと、少し出遅れた感があるものの、ソニー東芝、日立などの電気メーカーがアフリカ市場開拓を本格化するという新聞報道があった、と述べられています。

こんな感じで、「アフリカは未来有望だ」という流れでした。


自分はアフリカについて何も知らないことを改めてよく知りました。
「アフリカ」って言われて浮かぶイメージは「ライオンとかキリンとかが遠くで歩いてるサファリパーク」的光景と、「そのサファリパーク的世界と地続きの場所に人間の集落があって、葉っぱとかで木の枝とか編んで作った腰巻とか巻いてる半裸の部族の人達が狩猟生活をしている」的光景の二つしか思い浮かびません。
ですのでそもそも、「アフリカ」という言葉と「ビジネス」という言葉自体が結びついていませんでした。

実際はというと、アフリカの都市部では先進国に劣らぬ大都会が形成され、都市だけを写した写真を見せられたら、これが「アフリカの写真」だとはまず気付かないほどなのだそうです。
先程も書いたように、現地の方でも留学してキャリアを積み母国で企業するということも実際にされていたんですね……。
アフリカに企業があること自体イメージにない光景でした。
海外企業も進出しているみたいですし、そのあたりでいうとアジアとあまり変わらなそうですね。

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