NCの日記

コミュ障人生、試行錯誤の日記です

【感想】 『これがアフリカの全貌だ』 (4)

その後の流れをざっくり説明しますと、やはり受難の歴史です……。
奴隷の子孫たちが生まれわざわざ奴隷を新しく調達しなくてもよくなり、さらに産業革命により人手より資源が必要になると、奴隷制を取りやめ、アフリカは奴隷調達先から資源調達先へと変わってしまう。
二度の世界大戦で欧州が疲弊すると、今度は冷戦による東西の陣取り合戦にアフリカが巻き込まれる。劣悪な政府に対し、西も東も自分の側につく態度さえ見せれば資金援助をしたので既得権側だけが富み、国は疲弊。
冷戦が終了すると劣悪な国の仕組みを理由に援助を打ち切る。
そこに資源とその他諸々の理由から中国が猛然とアフリカに突撃。やはり中国の国益だけが目的の資金援助等を行い存在感を増す。これに危機感を感じた欧米諸国もアフリカ争奪戦にまたしても参加。←今このへん

はしょりましたけど、植民地からの独立の際にもめたり、独立後のクーデターや植民地時代に意図的に作られた差別への報復行為から始まったアフリカ人同士の紛争などかなりの血も流れています。植民地時代や東西冷戦時代に近代兵器が持ち込まれているので内容も悲惨です。映画にもなったルワンダが有名ですね。


なんて、いうか。
もしかすると現在進行形でも進んでいるのかもしれないアフリカの受難っぷりに全俺が泣きました。
なんでこんなことになってるんですかね??
悲惨すぎる……。

中世の欧州と近代のアメリカって本当に全世界で恨みを買っているなと強く思います。
日本も昔いろいろとやらかしてますし、昔のことを現代の人間に言っても仕方ないとは思いますが、なんか欧米の侵略行為とかって日本とはレベルが違う気がしますねぇ。
現代でも外資系で働く事は「サメが泳ぎ回っているプールで競泳をやる勇気がないならやめた方がいい」と言われるほどえげつない世界らしいです。
本当に白人文化って、獲れるものは徹底的に奪い尽くすっていうのを何の疑問もなく実行するようなイメージがあります。
アフリカでも植民地を独立させる際、本国の人間は奴隷用トイレの豆電球すら回収して引き上げていったという話も残っているそうで(^_^;)
この辺の感覚は自分には理解不能かもしれません。

とりあえず、アフリカが未開の地というのは今も昔も当てはまらないイメージだったみたいです。
むしろ現代アフリカの方が白人が乗り込む以前のアフリカより貧しかったりするんですかね?
アフリカはまったく詳しくないのでわかりませんが、とりあえず現代のアフリカの受難っぷりには歴史的要因が強そうだとは思いました。

アフリカを世界の工場にするとか、資源大国だとか、そういう「現代版先進国」としてアフリカがどうなのかはよくわかりませんが、もともとアフリカには豊かな文化が生まれうるだけの土台はあるみたいですね。むしろ「先進国」がアフリカの足を引っ張っている印象すらありました。エゴって恐い。

自分にとってあまりにも遠い地域であるアフリカを知るいい機会だったと思います。
くどくど書きましたけど終わりです


これがアフリカの全貌だ

これがアフリカの全貌だ