NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

別次元の読書

速読には二種類ある気がしてます。
一つは斜め読み飛ばし読み・必要なところだけ集中的に読むから速くなる方法。
もう一つは全部読んでるんだけど、インプットが桁違いに速いから速く読める方法。

速読本も少しかじった結果、前者の速読法の方が多い印象です。
「何を必要な情報とするか」「どうやってそれを判断するか」というテクニックの部分に違いがあるけど、要は不要な部分を捨てることで「インプットする量を減らす=時間短縮」という図式は共通でした。

後者「インプットの速度自体を上げる」を採用している速読法は、自分が見た中では少数派でした。

速読する技術―「視覚脳」を鍛えれば本がいままでの10倍速く読める!

速読する技術―「視覚脳」を鍛えれば本がいままでの10倍速く読める!

だいぶ前なのでちょっとうろ覚えですが、自分が見たのはたぶんこれだったと。
従来の方法で速度を上げるのではなく、読書の方法自体を変えるものだったと思います。
本文中で「光の読書」という表現が使われていました。
一文字一文ずつ読むのではなく、もっと大きな区切りで読んでいくものだったと思います。
自分はこの読書法を本気でやったわけじゃないのでアレですが、一般的読書法とは別次元の回路を使って読む、という印象がありました。




ところで昨日、これを読みました。

簡単に言うと、人間が普段使ってる脳の容量ってわずか3%ほど。
これは言語的・論理的な「左脳」で、現在「常識的人間」と言われるのに必須な脳。
対して、ほとんどの大人が使っていない残りの97%は「右脳」
これは直感的・瞬間的な脳で、イメージでものごとを捉える脳だそうです。

この右脳にはいくつかの特性があり、「右脳開発」によって、左脳的発想から言うと奇跡的な能力を常識的に使えるようになるそうです。
その中には高速大量記憶という特性もあり、これによって桁違いの速さで本を読む事が可能。しかも一度読んだ内容をほぼ完璧に記憶することができるそうです。
インプットにかかる時間はわずか数分ほど。
パラパラとページをめくっていくだけでインプットは完了、頭の中で好きなページを再生できるようになるのだとか。




二冊の本の間に関係があるのかどうかわかりません。
ですが右脳話を読んだとき、上記の「光の読書」という言葉がふっと思い出されました。
この方法は、文章を読むというより「イメージとして記憶する」という印象を持ちました。
文字を文字として読むんじゃなくて、文字そのものを記号として見ているという感じです。
うまく言えませんけど、文章が書かれたページを画像として記憶していると言えるんでしょうか?
少なくとも頭の中で声を出さずに音読することはしていなさそうですね。

自分が速読を意識した最高記録は200ページ前後の本を2時間くらいです。
これでも以前よりは速くなった方ですけど、数分で全ページを見て内容を完全に覚えるとかいうのに比べると勝負になりませんね。
読書を専門に選んだ人間としてはかなり魅力的な可能性です。
今後も読書をメインのインプット法にする予定ですので、数分で読める方法があるなら本気で取り組んでみてもいいかもしれません。
今は時間があるのでいいんですけど、一日働いた後で本を一冊読むのって結構苦労しましたから数分で読了して内容もしっかり覚えられるなら言う事なしです。
数分で読めるなら正直立ち読みで十分ってことですよね(^_^;)