NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

楽な仕事もいずれはだるい

これまで自分は「正社員→非正規フルタイム→バイト掛け持ち」と、職歴のレベルを落としてきました。

「正社員→非正規フルタイム」にレベルを落とした時、最初は「楽だわー」と思いました。

正社員に比べて楽な上に収入もそこそこあってウハウハな気分でした。でも半年くらいするとその環境に慣れてしまって次第に「だるい」と感じるようになりました。


それから「非正規フルタイム→バイト掛け持ち」にレベルを落としました。そこでも同じく「楽だわ→慣れる→だるい」でした。

結局その楽さに慣れてだるくなる

楽な仕事はないって言いますね。

これ、仕事はどれも厳しいって意味なんでしょうけど、自分は上記の経験から、たとえ楽な仕事を見つけても、いつかその「楽さ」に慣れてしまって、結局しんどくなってくるって意味も感じるようになりました。



今の自分の全力を10とすると8くらいの力でできる仕事を見つけたとします。最初は余力を残しても片付けられるその環境が楽だしお金は手に入るしで言う事ないんです。

でもその環境に慣れてしまうと、「以前の8」が「現在の10」くらいにレベルダウンするんです。で、しんどくなって「現在の8」でできる仕事に替えると、また最初は楽だけど、いずれ「以前の8」が「今の全力」にレベルダウン。

かつて片手間でやれたはずのことが、いつの間にかできなくなるんです。




「人間は機械じゃない」というフレーズは不当な扱いへの抗議として聞く機会が多い気がします。

ですが逆もまたしかりで、自分が楽をしようとして自分のレベルよりも意図的に低い場所にいた場合、「その低いレベルに合わせてレベルが落ちることもあり得る」という意味もありそうだなと。

常に一定の出力を出し続けられる機械と違って、人間はアナログです。楽をしようとわざとレベルを落とすと、自分のそれに合わせてレベルダウンすると。


自分と環境の間のレベル差をずっと保ち続けることはできないのかもしれませんね。


楽な仕事って、幻想なのかもねと

「楽な仕事がいい!」で仕事を探すのは、蜃気楼を追うのと同じなのかもとも思います。

だからといって、以前うつ病になりやすいタイプのチェックに全て該当した自分が、ハイレベルな環境を盲目的に求める気は全くないですけどw




ですけど、

楽な仕事を追っかけてもキリがないんですよねぇ。この点は、現在の職歴から先が見えた気がしてます。楽な仕事っていう視点で探した仕事、仮に見つけても長くは続かないんだろーなと。

なんでもいいから適当に仕事探そうって気にならないのは、どうせ半年もしたらダルくなるんだろうなって、どっかで思ってるからです。



そういう生産的でない職歴を重ねないためには、自分の本音とのなんらかの接点がある仕事を探すか、始めた仕事の中に自分との接点を探すか、その辺が必要なんですかね?

そういう行動はまだしたことないので今やってるというか、やろうとしている最中です。

とりあえず、「金の為だけに時間を売ってる。だから負担が少ないのが全て」っていう視点で仕事探す気にはあまりなっていません。もちろん軍資金が尽きたら別だとは思いますけど。