NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

視角の死角

6000人を一瞬で変えたひと言

6000人を一瞬で変えたひと言

だいぶ前に読んだ本です。
社会の「常識」から脱落した子供たちの受け入れをされてきた著者の語録集。
アツイ言葉が多かった印象です。

タイトルが「一瞬で変えた」ってなってますね。
そんな大げさなと思われる方も多いかもしれません。
この本とは別なのですが、「現実を変えることはできないが、現実の認識を変えることは一瞬でできる」という格言があるのですよ。
この格言を知った時、「ああ、人を一瞬で変えることはできるかもなぁ」って自分は思えました。
要は、その人の現実の見方、視角を変えてあげれば現実を変えることなくその人の姿勢を変えることができるって感じでしょうか。
言葉によって、目に貼りついてるウロコを落としてあげたり、ドアを引いて開けてみせたりすることでその人に新しい可能性をもたらしてあげられる。
そういうことは十分あり得るでしょう。

ですので、上記の本は、「6000人の現実の認識の仕方を変えたひと言集」ってことなのかもしれません。
ずっと悩んでたことが、あるときふっと別の角度で解決策が見つかったりしますよねw
自分では抜け・漏れなく考えられているつもりでも、まあ実際は死角だらけだと思います。
世間知らずな自分は特にそうだと(^_^;)

こういうのは他人と話したり相談したりすることによってカバーできる面が大きいと思いますが、コミュ障な自分はそういう機会がなかなか作れないのでこういう本で少しでもカバーしておきたいところ。
分厚い研究書などを読んで「現在の自分の視角」をひたすら掘り下げていくのもいいですが、たまには薄いけど自分にはない発想や視点があるかもしれない本で視角を広げるのも悪くないです(・∀・)