今年は何かやろうと思っているけど、なにせニートライフが長いので多少のブランクで余計にだるさや怖さを感じることがあったので、読書にそっちのテーマを向けてみました。
- 作者: 和田秀樹
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- 作者: 朝日新聞社
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一番上のものは、精神科医の和田さんがニートを脱出するために必要なことを書かれており、下二冊は社会で活躍されている方のインタビュー形式でご自身の仕事への考え方を話されているものでした。
どちらもそれなりに参考になりましたが、共通する要素は、「とにかくやってみること」だったように思います。
うまくいかなくてもいいから、「とにかく始めてしまうこと」が重要らしいです。
やる気は動いているうちに充電され出てくるものらしいです。
そう言われれば覚えはありますけどね(^_^;)
案ずるより産むが易しという部分はあるのでしょう。
ニートやってた立場から言うと、社会的信用という部分ではもう周回遅れもいいところですし、何もしてない以上ここから更に悪くなるということもないわけですし、今更気にしても仕方ないよねっていう割り切りをした方がいいのかもしれません。
逆に、これ以上失うものは何もないっていう割り切りができることは強みなのかもしれません。
やってみてダメだったときと何もしなかったときで特に何か違いがあるかと言えば、特にないわけですしね。
うまくいけば何か変わるかもしれないし、少しはお金も入るし、ダメ元でどんどん手を出していけるって強みがあるということですよね。
ニートから脱したい人はどんどんチャレンジしてみればそのうち当たりクジを引くかもしれないし、ダメでも別にニート続けてもそのうち行き詰まる可能性は高いのだから一緒だって話になるから、自然背水の陣状態がデフォってことでしょうか。
人付き合い苦手系ルートで転落した人にとっては、そうはいってもハードルが高いという感じかもしれませんね。自分もその口ですし。
和田さんの本はそういう人達にも言及されていました。
自分が思ってるほど周囲は人付き合いを軽々こなしてるわけじゃない、意外とみんな苦手意識を持ってるし自分に自信のない人もとても多い、嫌われるっていう恐れはほとんどただの思い込みで実際ほとんど気にされていない、自分の得意なやり方で人と付き合えばいい、日本という国は巧さよりも一生懸命さが好まれるから下手でも本気で付き合おうとすれば周囲は応えてくれる、ちょっとした準備で人付き合いは随分楽になる。
一部をざっと書きましたけど、こういう話がアドバイスとして挙げられてました。
参考までに。
この本以外の話ですけど、「他人が苦手だから付き合いを極端に敬遠するって人達は、結局自分が傷つきたくないっていう自己愛を優先しているだけなのだ」っていうメッセージがズンと来ました。
別にそのメッセージは自分達みたいな人種をdisる意図で発せられたものではなかったですし、メッセージ自体もとても短いもので説教とかではなかったのですよ。
でも自分は最近、このメッセージが頭から離れなくなりました。
言われてみればそうかもなぁとどっかで思えたからかもしれないです。
なんだかんだ理屈は言えるけど、結局は自分の自己愛を守ることを優先してるだけなのかもなぁって。
悩ましい限りです。
まあとりあえず動ける範囲で動いていこうと思ってます。