NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

副作用が本作用に変わることもあるらしい

ちょっと緑内障の薬(点眼薬)のことを調べていたら、ちょっと微妙だなぁということがわかりました。
薬には何事にも副作用がつきものですが、緑内障用の眼圧を下げるある目薬には副作用でまつ毛が伸びるという効果があるのだとか。
それ知った時ちょっと笑ったんですけどねw
そんな毛が生えるとか伸びるとかいう副作用あるんですねw

で、そこまでは良かったんですけど、なんかその薬、その副作用を逆手にとって美容用のまつ毛増強薬として売られる場合もあるのだとか。
たぶん成分は多少調整してあるのだとは思うのですけどね。
でも、もとは緑内障の進行を抑えるために眼圧を下げる目的で使用される目薬なわけで、まつ毛を整える為に意味もなく眼圧を下げてたらヤバくない??と思ったわけです。

まつ毛が伸びる副作用があるからって、その目薬を緑内障じゃない方がたまに欲しがったり、近くにその目薬を使ってる人がいたら試しに使ってみたりとかあるのはわかるんですよ。
そういうの、やめましょうね的な話になるのかと思ったら、美容役としても利用しちゃうのかと。
まあ成分はわからないですけどね。ちゃんと調べてないんでアレですけど、確かアメリカの方の薬でしたかね。

美容のためなら命かける!という方もおられるでしょうから別に止めはしませんけど、本当に全ての方がこのことを分かった上で使用されてるんですかね?
副作用、ていうか本来の医療目的の本作用である眼圧低下のことちゃんと説明書とかに書いてるんですかねー。

ある薬の副作用に過ぎなかった作用が、違う土俵に行くと本作用に変わり、本作用だった作用が副作用に変わるというのは、発想としてはおもしろいけど内容を知ると微妙に笑えない……。
そういうちょっとした発想の転換で大ウケして大儲け的な話はよく企業創業者の苦労話で出てくるタイプですけどね。
んー、でも薬って病んでる人ですら副作用があるからできるだけ飲まない方がいいとすら言われることがあるんですよねー。
見た目の美しさにはとんと疎い自分ですからその辺のあんばいはよくわかりませんが、健康な方が体調を損なってでも美しくありたいと思うものなんでしょうか。

なんせよその目薬が副作用とかもあることを踏まえてきちんと「薬」として扱われていて、その辺の棚に並んでるリップクリームとかと同じようなノリで扱われていないことを祈ります。
なんか微妙だ……。