NCの日記

コミュ障人生、試行錯誤の日記です

肉食文化の未来

もうそろそろ言い尽くしてきた感もある脱肉食話ですが、自分が勝手に思ってる肉食の今後について。

ある日から突然なくなることはないと思いますが、緩やかに肉食率は下がっていくように思います。今はまだ「肉は生きるのに必須」、「肉はスタミナの元」っていうイメージが優勢で、ほとんどの方が疑問なく、ときには意識的に食べていると思いますが、実際にはなくても問題ないとわかれば、今ほど多くの人が食べるものではなくなると思います。百歩譲って健康に害はなく、道徳的にも問題ないとしても、生産効率が悪すぎです。今後の世の中において常食できる人間は嫌でも限られると言わざるを得ません。

まして実際は「健全な肉」であっても健康面にいいとは言いがたく、そして道徳的に微妙な環境で育てられた肉も多いと聞きます。抗生物質などで強制的に太らされ、自分の足で立てなくなった鶏など、けっこうエグイ話もあるみたいです。

もともと生産効率が悪い物を無理に生産しようとするので、どうしても無理が出てきてしまい、そのシワ寄せは飼育環境に及び、ストレスで病死する動物も少なくないそうです。で、そうやって病死した動物の肉なども普通に加工食品などに使われていたりする例もあるようですね。

大きい例では、マックなどがけっこう微妙なものを使ってたりするみたいです。
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自分の経験とかを差し引いても、肉食がオワコンに近付いてるのはもう否定しようがないように思います。庇いたくても庇えない感じです。とはいえ、自分の経験からも世の中の動きの相場から言っても、ある日突然急激な変化を遂げるってことは難しいです。これだけ肉食が浸透した世の中で、突然肉が売れなくなるとか、ある日突然誰も肉を食べなくなるとかいうことはないと思われます。自分も本当に肉から離れるまでにはけっこうな時間と苦労がありましたからw

でも長い目でみたら、これから緩やかに肉食は支持されなくなっていくのでは?と思います。動物を犠牲にせずとも生きられる方法があって、しかもそっちのほうが経済効率もよいとなれば、肉食を支持する合理性は低いというよりほかありません。



自分は肉食文化の現状と今後を思うと、タバコについての一昔前と現在の状況とダブって見えることがあります。

祖父から聞いた話ですが、昭和の初めの頃はタバコは「吸って当たり前」であって、吸わない奴は馬鹿にされたくらいだったそうです。祖父は吸わない人ですが、当時は馬鹿にされるからといって吸うマネくらいはしてたそうです。一種の大人のステータスみたいなものだったようです。「今日も元気だタバコがうまい!」なんてスローガンが社会の中で堂々と掲げられていた時代もあったのですからね。

今の喫煙者の肩身の狭さなんて、タバコを吸わない人間から見てもわかるくらいのものがあります。今の世の中で「タバコは体にいい!」なんて意見を言ったら失笑されるかタバコ業界の関係者を疑われるかのどちらかでしょう。社会的立場にある方の発言であれば言葉狩りに遭う可能性すら考えられます。

実体験で言っても、自分が子供の頃、電車にはすべての座席に灰皿が設置してありましたが、あれもいつの間にかなくなりましたね。直近の経験で言えば、昨日行ったファミレスで喫煙席と禁煙席のスペースが入れ替えられ、禁煙席のほうが圧倒的に席数が多くなってました。ゆるやかに、タバコが支持されなくなっていっている現状を感じます。


肉食文化も、これからこういう道を辿っていくのでは?と思います。

かつてタバコが「当然のたしなみである」という箔がついていたのが、次第にその害のほうが常識となり、箔もはがれ、今では「有害な嗜好品」として、好きな人にだけ支持されている現状かと思います。

もちろんタバコを吸っているからどうのこうの言うつもりはありませんが、タバコを吸うことを本気で健康にいいとか人間として当然とか思っている人はごく少数でしょう。自他共に「有害な嗜好品」であることをわかった上で、好きな人だけが消費するものになっているように思います。

肉食についても、これから緩やかに箔が剥がれていくように思います。「人間の生存に必要」、「スタミナの元」といったことは次第に語られなくなり、代わりに肉食の害のほうが常識になっていくと思います。肉は人間の生存を支える基本にして不可欠の食料ではなく、有害性をわかった上で、好きな人だけが消費していく嗜好品に変わっていくのでは?という感じです。誰かが強烈に音頭を取るまでもなく、放っておいても自然にそうなっていくのかもと思ったりもします。



しかし、こういう文化が今後絶滅するかといったらそこまで極端な話にはならないかもとも思います。

有害で健康にも悪く、社会から重税もかけられ、なおかつ日常シーンでも何かと肩身の狭いタバコ。理屈で言えば、これに手を出す合理性はまったく見出せないにも関わらず、それでもタバコを吸い続ける方は一定数いらっしゃいます。タバコを卒業する方がいらっしゃる一方で、新たに吸い始める方もやはりいらっしゃいます。緩やかに社会から支持されなくなってますが、タバコは絶滅はしてませんし、それで稼いでいる方もいらっしゃいます。将来性はそんなないかもしれませんが、まだ当分は絶滅しそうにありませんよね。

肉食も、将来性はそんなに明るくないと思いますが、まったく未来のないもんでもないかもとは思います。人間ってある程度矛盾を含んだ存在ですからね。百害あって一利もないようなタバコでも現在ある程度の支持を得ているわけですし。肉食も常識の地位から転落した後も、やはり一定数の方からは支持されるように思います。そういう方向けに、細々とやっていくような文化や業界になっていくのかなーとか思います。

まあ、全部自分が勝手に思っていることですがw

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