NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

玄米の炊き方にもいろいろあるらしい

玄米も炊き方を間違えるとあんまりよくないという話を聞いてどうなんだろうなぁと思いつつもぐもぐやってたわけですが、ネットで軽く調べたところ、どうやら浸水するのが大事とのこと。ざっと見た感じで8時間。12時間くらい浸水するのがいいと書かれた情報もありました。

その理由は「フィチン酸」とか「アブシジン酸」とかが絡むようです。詳しくは知りませんが、要はあまりよくない物質であり、これをそのまま食べるのはよろしくないとのこと。

玄米とはつまり「種」ですから、種が他生物に食べられすぎないように、そして発芽に必要な栄養素が壊れないように、しっかりとガードされているということらしいです。玄米を上手に食べるためには、まずはこのガードを外す必要があり、その方法が「浸水」ということらしいです。

浸水によって玄米が「保存モード」から「発芽モード」へと切り替わり、栄養素のロックが外れるとともに、有害な物質も外に出ていくと。つまり浸水によって玄米のモードを切り替え、そして有害物質が浮いてきているはずの水を入れかえることで簡単に消化吸収できる玄米の完成とのこと。

ちなみに、一度浸水で目を覚まさせた玄米であれば、普通に炊飯器で炊けるそうです。これが圧力鍋とかでやってしまうとこれはこれで良くないんだそうで。なんか出るらしいです。また別のが。


玄米のそのガードを外さずに食べた場合、玄米の栄養素はこれらの物質によって強力にガードされているため、それらの栄養素を吸収できないとのこと。さらに言うと、人体に必要なミネラルや酵素までが排泄されてしまう可能性もあるとかで、あまりよくないという話のようです。あまりに厳格すぎる玄米菜食を貫かれている方の中に、まれに体を壊す方がいらっしゃるそうですが、その原因の一つがこれらだという話です。




と、いうような話を知り、さっそく玄米を10時間近く浸水してみると、玄米が水を吸ってつやつやしてました。心なしか一粒あたりの大きさが大きくなっているような感じもしましたね。味は似たようなものでしたが、食感は浸水したほうがよいように感じます。

これで栄養がどうとかいうのは、まだ全然実感できてませんが、情報が本物ならこっちのほうがいいはずですね。ていうか、もしこっちが正解なら自分は一年近く食べない方がよい玄米をもぐもぐやってたことになるので、よく死ななかったなと思いますw まあ自分は脱肉食については結構頑張りましたが、それ以外のものはわりとまだこれからなので、玄米以外にもいろいろ食べていたからかもしれないです。


こういう情報を知ると、本当に世の中は奥が深いと思い知らされます。世間一般の常識が正しいものとは、もう自分にはどうやっても思えないのですが、だからといって常識とは違った情報であれば正解というわけでもないんですよね。

こういうことがあるから「何事もほどほどに」ってことなんだと思います。付け焼刃の情報量では落とし穴に落ちやすいですから、まあほどほどにゆっくりと新しいスタイルに移行していくのがいいのかなと思います。玄米の炊き方について知りたい方はグーグル先生を頼りましょうw 「フィチン酸」とか「アブシジン酸」あたりをキーワードに入れてもたくさん出ます。