NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

食のバランスって難しい

先日触れた天風哲学から引き続きw

自分に必要な食べ物は、自分の直感が知っているとのことです。だからこそ、自分に最も適した食べ物とは、自分が食べたいと思うものであり、そういうものを食べると肉体はただちに反応し、即座に消化吸収されると。しかしどんなに栄養の優れた食べ物でも、それを食べたくないと思うのであれば、消化がうまくされないため、身体への害悪のほうが大きいと。

天風哲学では肉をあまり食べないようにとか、植物性の食べ物を食べるようにとか勧めつつも、物質的な栄養ばかりを重視し、本人が食べたくないものを食べたり、食べさせたりすることには反対していました。心の健康も大事ですから、こういう部分も必要ですよね。

ただ、やっぱりバランスはありますからね。本人がいくら食べたいといったところで、暴飲暴食を続けることはやっぱりよくないし、どこに落とし所をもっていくかは難しいところですよね……。





自分は食べるものにはかなり気を使っているほうだと思いますが、それが逆に神経質になりすぎてしまうこともあって、なかなかバランスを取るのが難しいなと思うことがあります。特に、自分がもう食べないようにしているものを食べたいと思うようなときどうするか、大変悩ましく思いますw

とはいえ、この手の話を知り、実践していくと、味覚が変化し、嗜好も変わっていくことも多いのだとか。体に悪いものを食べたくて葛藤するのは一種の過渡期の悩みであって、長く菜食を続けるとそもそもそういうものを食べたいという気持ちがなくなっていくそうですね。「食べない」から「食べられない」に変わっていくそうです。人によっては焼き肉やラーメンの匂いだけで気分が悪くなるという人までいらっしゃるそうです。

自分はまだそこまでではないです。食べようと思えば食べられますし、実はまだたまに「肉を食べたいな」と感じることもないわけではありませんw 今朝、昔勤めていた飲食店で働いている夢を不覚にも見てしまい、目玉商品だったハンバーグが急に食べたくなったりしましたw

ただ、去年の感覚に比べればずっと衝動が小さくなった感じです。今朝も「ハンバーグ食べたいなァ」という気持ちはあったものの、「今日も暑いなァ」と無意識に呟くような感じで、食べたいとは思うものの、それでもう他のことが何も手につかなくなるとかいうことはまったくありませんでした。

ついでに言うと、自分はチーズへの嗜好が変わりました。チーズ、大好物でしたw 去年、肉は食べない代わりにわりとチーズは頻繁に食べていたんですよね。ピザとか大好物でしたし、自炊する料理にチーズのトッピングとかよくやってたんです。そんなある日、チーズを一口食べて、いつも通りおいしいんだけど「アッ、チーズもういいかもしれんw」と、本当に何の脈絡もなく感じましてw 今年の2〜3月くらいでしたかね。それ以来、パッタリとチーズ食べたい欲が下火になってしまいました。今でも食べればおいしいと思いますが、前ほど自分から進んで食べようとしなくなってます。



肉は早々に着手して、牛乳や卵類は元からなくても平気、魚介類は好きでしたが、これは料理するのが面倒なので不思議と食指が動かず、チーズだけが最後の砦みたいになっていたのです。これがなんかよくわからないうちに食欲が落ちたみたいで、一応ひどく食欲をそそられる動物性タンパクはなくなった感じです。「食べたくない」ではなく、「食べなくても平気」って感じですから、食べたいなと軽く感じることはまだあるんですけどねw

っていう経緯を思えば、食べないようにしているものを食べたくなったとき、できるだけ食べないほうがいいけど、食べたいと思う間は回数に注意しながらたまには食べてもいいって感じにしてもいいのかなって思います。害のほうが大きい食べ物の中には中毒性も指摘されているものもあるので、食べたいと思うたびに食べているといつまでたっても離れられなくなっちゃいますが、ちょっとずつスローダウンさせていくと、自然に食べたくなくなっていくのかもしれないです。


動物性タンパクはだいぶ下火になってきたんですが、自分がどうしても食べたいと今でも思うのは白砂糖類なんですよねー('A`) チョコがたっぷりかかった菓子パンとか、今でも食べたくて何も手につかなくなったりしますw 先日もそれで食べるか食べないかで何時間も悩んでいたりしましたw 結局食べませんでしたが、どうだったのかなぁ……と思ったり。こっちを自然に食べたくなくなるのは、まだ当分時間がかかりそうです。

今年のメインはこれかなーと思います。