NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

お粥のあれこれ

腹具合が悪かったとき、お粥に何度もお世話になってました。お粥は基本好きですが、自分で作ったのは初めてでした。作り方とか、アレンジメニューとか、あれこれです。


作り方とか

米から直に作ると時間かかるので、炊飯器でいったん炊いてお粥にしてました。炊けたご飯を鍋に入れ、水を入れ、後は煮るだけです。超簡単。

吹きこぼれないようには注意しましょう。煮立つまでは中火、煮立ったら弱火に。量によっては超弱火くらいでちょうどいいくらいです。全体的にとろみがつき、水分がのりっぽくなったら完成。


大量に作り置くのもできなくはないですが、作りおいたお粥は水分を米が吸って、なんかボッテボテのよくわからない物体になるのであまり勧めませんかねw

もしやるなら、作り置いたお粥を食べる時は、自分がこれから食べる量を小鍋に取って、それに軽く水を入れてもう一回軽く煮立たせて食べると、お粥っぽさがちょっと復活する感じでした。濃縮還元お粥w


自分で作ってみて、お粥ってずいぶん見た目の量が増えるのなーと気づきます。0.2〜0.4合分くらいのご飯で作っても、完成したお粥は明らかに1合並の量があって、「お粥ってこういうもんなのかw」と一人感心してました。


食べ方とか

量が増える感じのお粥は、ちょっとのご飯でたくさん食べれてお得な感じも最初してましたが、まあそんなわけなかったでござると。要は水分で膨らんでるだけですから、実際に食べている量は変わってないわけです。良くも悪くも、ここポイントですね。


自分のように食い意地ばっかりはってる人間にとっては、「なんとなく食べた気になる」という点はありがたいです。

食欲ばっかり先行して胃腸の調子がついてこられないときは、こうやってちょっとの食べ物の見た目の量を増やせば、食欲を満たしつつも胃腸に負担をかけなくて済むという感じです。ちょっとした誤魔化しですけどねw


その反面、「食べた気になるけど、実は量が不足している」こともあります。

十分食べているはずなのに痩せていくってことがあれば、それは食事量が実際には足りてないというサインかもしれません。お粥ばっかり食べていた時期、こういうこともありました。



そして、「お粥は消化によい」というのが一種の常識になっていると思いますが、これが本当かどうかは怪しいという話もあります。

お粥ってドロドロですから、ちゃんと噛まずに飲みこんじゃうようなところがありますよね。これはつまり「ちゃんと噛まない=唾液と混ざらない」ということ。消化は唾液→胃液の順でちゃんと混ざるのが理想であり、最初の段階である唾液と混ざっていないものは総じて消化に悪いという話もあるようです。


もとからあまり噛まないお粥を上手に食べるためには、梅干しをお供にするといいみたいです。

自分もちょうど梅干しがあったのでやってみましたが、明らかに唾液の出はよかったですね。梅干し本体や一緒に漬かってるシソの葉とかを上手に使って唾液の出をよくしてからお粥を食べる、みたいなこともやってました。味気ないお粥にアクセントをつけるという意味でもオススメですよ


アレンジお粥

米と水だけで作ったお粥の味気なさにゲンナリしたら、お粥の材料に何かをプラスするといいです。自分が今回「これイケるわw」と思ったのは野菜粥とリンゴ粥でした。

野菜粥

野菜粥は単純です。単に自分が食べたい野菜を一緒に入れて煮込めばいいだけ。

人参やじゃがいも、かぼちゃなんかを入れましたね。個人的にかぼちゃは好物なので、これを入れたときのお粥は大変美味でございました。さつまいもを入れた芋粥は有名ですが、下痢で苦しんでいるときにさつまいもはやめた方がいいかもしれません。


食物繊維が豊富すぎて、逆効果みたいです。下痢しているときに「お通じによいもの」は総じて逆効果って感じです。

リンゴ粥

そして今回の発見だったリンゴ粥。これは、お粥にすりおろしたリンゴを入れるだけです。

入れるタイミングは任意ですが、自分は「そろそろ完成」っていうタイミングで入れ、すりおろしたリンゴをちょっとだけ煮立たせて完成としてました。入れる量もお好みですが、自分は小さめのリンゴ半分を入れてました。


こうすると、お粥全体にほんのりとリンゴの甘みと酸味がつくんですね。このリンゴの風味だけで十分に箸が進みました。塩などを一切振らなくても完食できるくらいおいしいです。

食欲をいい感じで刺激してくれる感じもありましたかね。梅干しをお供にするとなお良い感じです。