NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

『世界を歩いて考えよう』

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
ちきりん
大和書房
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社会派ブロガーちきりんさんの考えようシリーズ3冊目ですね。
著者が海外を歩いて考えたことが書いてあります。

簡単な旅行記だと思って読むといいかもしれません。


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前のエントリで世界放浪への憧れを書いたのでこの一冊のことを思い出しましたw 
わりと最近読んだんですよね。図書館に入ってました。うちの図書館ではなにげにちきりんさんの本は人気で、二作目の『自分のアタマで考えよう』に予約が何件も入っているというのを見かけた記憶があります。

具体的な内容はもちろん暗記なんかしてませんので、今ソラでは書けませんが、ミイラの話とお金持ちの男性の話がけっこう印象に残ってますかね?
あと今ふっと思い出したのは「コーラは暑くて埃っぽいところで飲むとうまい」というエピソード。真夏に乾燥した学校のグランドをジョギングした後でコーラをグッとやると海外でのうまさを体感できるのかもしれませんw

他にもいろいろ旅のエピソードとちきりんさんの考えたことが載ってます。
旅が好きな人、ちきりんさんのスタンスが好きな人、嫌いではない人なら普通に読めますかね?



それにしても、「旅」をテーマに文章を書いたとき、それこそ現在進行形で世界を放浪している様をダイレクトに、ライブ性をもって発信している方がいらっしゃる一方で、ちきりんさんのように「考えたこと」を主題に発信される方もいらっしゃると。

どっちかといえば旅をテーマにすると前者のような、現地での模様やトラブルを主題に書く旅行記の方がメジャーなような気がするんですよね。
そこであえて考えたことを主題に書くっていうのは、やっぱりちきりんさんは「考えること」がそれだけお好きなんだろうかと思いました。


あと、とてもマメな方なんだなというのが正直な感想です。

ちきりんさんより世界を歩いている人はきっといるし、その過程でもっといろんなことを考えてる人もいるんだろうなと思うんです。
でもそれをわざわざ「私はココに行ってこういうこと考えました」って文章に起こす人って限られてくるように思いますね。
大抵の人は家族や友達と会ったときの酒の肴話として個人的に使うだけって感じじゃないでしょうか?

それをわざわざやるなんて、やっぱりブログを何年も続けておられる方だけはあるってことなのかなと思いました。
一回形にしておけば、時間経過による記憶の風化とかで忘れたり変質したりってこともないですし、個人的にいい思い出になるかもしれないですね。ブログって形にしておけば他の人ともシェアできるコンテンツになりますし。



まあなにより、いろんなところを渡り歩いているその行動力が素直にすごいなと全編を通じて思いました。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!