NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

缶詰にはロマンがある

何が言いたいかというと、今更すぎる「ウォーホル展の感想」なぞ書こうかと思いいたったわけですw


もう3か月前くらいになるんですか。
このためだけに東京に行き、ひいこら言って天空かなたにそびえる美術館に行き、展示を見てまいりました。
その結果「あっ、自分の趣味じゃなかったわw」ってことを確認して戻ってきた次第ですw
それなりに楽しかったけど、どっちかというと他の場所に足を伸ばしたことの方が記憶に残ってます。


アンディ・ウォーホルという画家の作品といえば「キャンベルスープ缶」だと自分は勝手に思ってますが、行ってみたらそれは作品の中の一つであって、別にそういうものばかり制作したわけじゃないんだということに気づかされました。
いや、普通に気づけよという話ですねw

ていうか、思った以上に普通の画家っぽい作品も多いんだなと。
特に初期の作品は普通に人物画とか人物の一部とか人物の一部と果物みたいなよくわからないやつとか、そういうのばかりで缶詰の絵とか待てど暮らせど出てこなくて「意外!」と一人でびっくりしてました。

で、そういうやつは特に響かなかったので「はー、ふーん、ほぉ」と適当に流してる感じで歩き、この辺りでもう(あっ…)って感じでしたけど、中期くらいの作品で来ましたよ。お待ちかねの缶詰が。

その瞬間、パッと目が釘付けにされたんで、どんだけ缶詰好きなんだって話ですけどw

潰れたキャンベルスープ缶というタイトルだったと記憶してます。
内容はまんまです。スープ缶が潰れてます。とにかくデカかったです。人の身長よりデカかった気がしますが、3か月前だったのでもうちょっとウロ覚えw

有名なキャンベルスープ缶がちらほら登場したのはそのエリアからでした。マリリンモンローの色違いの絵とかもその辺でしたね。ウォーホルの代表作がよく登場しました。


そしてそのエリアから、絵以外の作品もちらほら登場しました。
ウォーホルが撮った映像作品とか、銀色の何かがふわふわ浮いてる部屋とか、あと有名な「ブリロの箱」とかが展示されてましたね。

ウォーホルが鬼才などと言われるのも頷ける雰囲気でしたが、やはりそういうのも特に響かず。後期の作品になるとさらに鬼才度が増す感じで、よくわからんなーという感じでした。

まあ、非常に独特の世界観を持っている方だったのだなということだけは伝わりました。
ウォーホルといえば銀髪のおかっぱ頭姿も有名ですけど、あれカツラだったと何かで読んだ記憶があります。

あと豆知識ですけど、ブリロの箱ってあれ木箱に着色して紙箱っぽくしてる作品なんだそうです。他の箱系の作品も、木箱に色を塗って段ボールっぽくしてるだけとか。
元祖才能の無駄使いwと思いました。


―――――――――


というわけで、とくに響かなかったなーというのが第一の感想ですが、同時にごく一部の作品については並々ならぬ興味を引かれたのも事実でして。
キャンベルスープ缶」関連の絵と、あとは「ブリロの箱」です。
これ以外には特に魅かれるものはなかったです。

というわけで、どうやら自分はアンディ・ウォーホルに興味があるのではなくて、ウォーホルが作品モチーフとした一部のアイテムに興味があるだけだったのかな?という感じです。

そうなのかな?と思うと、なんとなく思い当たる節もあるような、ないような…?という感じでw



今でこそ自分は自然食とか菜食とかにもアンテナが向いてますが、元々はもっと無機質なものに興味があった口です。缶詰とか超好きですw
缶詰ってもちろん自分が生まれたときからありましたけど、なんか下手な冗談みたいなアイテムだと思いません?
あんな金属の中に食べ物入ってるとか、それで腐らずに長期間保存が利くとかマジウケるwwwみたいな感じが自分はして好きです。

なんか大昔のSF映画とかに出てきそうな、当時の人達が一生懸命考えた「あったらいいなと思う未来アイテム」として登場しそうな気がしません?

そんなもんがしれっと世の中にもうあるとかすげぇwwwと自分はたまに思います。
ホント、先日もパスタを作った際にトマト缶を使いましたけど、ホントに三流のチープな映画に出てきそうなアイテムだよマジ好きだと思いました。


うっかり缶詰への愛を語ってしまいましたけど、こんな無機質な金属の中に入ってるもんで人が生きられるとかやっぱり信じられないすごいと思うんですよ。

スーパーにそんな缶詰がずらっと並んでる光景とか、たまらないですね。
いや、缶詰そのものもうっとりと眺めていられるかもしれないです。

なんかこういう資本主義の象徴みたいなモノとか光景とか、けっこう好きなんですよね。元々は。


だからマックとかも元々は嫌いじゃなかったし、むしろそういうチープだけど最低限の機能性があって、どこに行っても同じ物が手に入るみたいな、そういうモノとか仕組みとかが好きでした。
アメリカ文化に染まった意見かもしれないですけど、マックとかコーラとかそういうの好きでしたし、あんな悪い冗談みたいなもので人が健康に生きていけるんなら最高じゃないかと思ってました。



なんか他にもいろいろ思うところがあるんですけど、長くなりそうなのでまた別に機会にw

ま、そんな感じで、自分がもともと持ってた興味や嗜好に合うものを、たまたまウォーホルさんが一部モチーフとして使ってたって感じなのかな?という感想を得たというお話でしたw
自分にとって元々好きだった資本主義的なものの気配をキャンベルスープ缶の絵とかブリロの箱とか、そういうものに見てたのかなー…と。

これはこれで発見でしたけどね。
ウォーホル展がもう一度あるけど行くか?と聞かれたら、今度は行かないですかね。特に遠方であるものだったら。

広告を非表示にする