菜食にこだわってた頃、何とか必死に菜食オンリーでメニュー作れないかと模索してたもんです。
その頃のネタというかメニューをふと思い出したので、2つほど、ちと書きます。
ラーメン
菜食言ってるくせに「ラーメン食べたいわ」って思ってる時点でだいぶ違う気するんですけど、なんとか菜食のみでラーメンを再現できないか・・・と、もにょもにょしてたことがあります。
目をつけたのは、やっぱり「味噌ラーメン」。
なんか一番「っぽい」のは味噌だろうと。
で、試作一番目は、普通に「なんか麺が入ってる味噌汁」になったわけですが。なぜだ。
しかも、ラーメンスープっぽくしようといろいろ入れた結果、飲めたもんじゃねぇという塩辛さ。
なんだこれは・・・と思った記憶があります。
そんな謎のチャレンジですが、一回だけ、本当にちょっとラーメンっぽくなったことがあります。
あ、麺じゃなくてスープの方です。
「味噌ラーメンのスープ」と「味噌汁」は何が違うのかといったら、「油」ではないかと。
ラーメンって、つまりは油っぽいんですよね。
油っぽいのがラーメンスープ。そうじゃないのが味噌汁、みたいな。
つまりラーメンスープを自作しようと思うなら「ラード」とかいれたら、それっぽくなると思うんですが、それを避けるのが菜食チャレンジャー。
ラーメンの風味をつけるためのその「油っぽさ」をどうやって出すかと思って入れたのが、豆鼓醤(とうちじゃん:中国の黒豆味噌)だったのです
カップ麺とか、パック麺とかに、「調味油」みたいなのがついてるじゃないですか。最後の仕上げに、ちょろっといれるやつ。
あんな感じで、最後に、風味をつけるようなイメージで豆鼓醤を少しいれます。
すると、ラードとかで油っぽさと独特の風味がつくがごとく、ラーメンっぽいコクが出ます(うろ覚えの発言)
ちなみに、そんな風味が出るだけに、豆鼓醤単体ではかなり強烈な味とか匂いだった記憶もありますので、これメインで味付るのはやめた方がいい気がします。
ま、だいぶ覚えてないんですけどねw
もう一個ちなみに、味噌スープですが、味噌汁に使うようなその辺の普通味噌と、あとは甜麺醤(てんめんじゃん:中国の甘味噌。ホイコーローとかに使うヤツ)を使いました。
昆布やきのこ、魚介系をアリにするなら鰹節や煮干しでダシを取ったスープに、二種類のミソを入れ、最後に豆鼓醤で風味をつける。
これが、自分が唯一うまくいった自作菜食ラーメンでした。
あ、麺はもうだるいので素麺とか使ってましたw
サラダ油とか、ごま油とかをスープに少したらすと、さらに「っぽく」なると思います。
ぎょうざ
菜食言ってるのに「餃子食べたいわ」って思ってる時点で(ry
自分は餃子好きなんですよね。
でも、あのもちっとした皮を、パリッと焼いて、酢醤油とかで食べるのが好きなわけで、別に中身は肉じゃなくてもいい感じなんです。
じゃあ、中身だけ別のもんにしたらいいんじゃねぇ?と思い、やってみたのが菜食餃子。
うん、普通においしかったですよ。
てか、中身は何だろうと、それっぽい感じにはなりますよw
自分がすごく覚えてるのが、大豆。
そう、あの大豆です。水煮を買ってきます。
これを、砕きます。
ミキサーとかあったらベリーグッド。なければ、愛と勇気とすり鉢と棒でなんとかします。
砕きました。
あとはそれに、野菜を入れます。
予めみじん切りにしてサッと炒めた「人参」とか「玉ねぎ」とかを、細かく砕いた大豆と混ぜます。
ちょっと記憶が定かでないですが、ここにちょっと豆腐も入れた気がします。
豆腐は、しっかり水切りしたやつです。ジューシィな豆腐を入れると、コレジャナイ感じになります。
餃子のタネが揃ったら、味をつけます。
塩コショウに醤油を少々。あとは、ニンニクとショウガ。
これで、あとは普通の餃子と一緒です。
包んで焼いて、菜食餃子の出来上がり。
普通に、おいしかったですよ。
ていうか、タネにそれっぽい味つけて、あの皮でくるんで、パリッと焼いて、酢醤油つけたら、貧乏舌に違いなどわからぬというw
豆腐メインでやってもイケそうな気がしましたが、豆腐オンリーだとゆるっゆるの餃子になって、あまりにヘナヘナすぎて餃子焼くとき破れたりした気がします。
その点、砕いた大豆だと、いい感じの強度でぎょうざっぽさが増しましたねw
まあそんな感じの、菜食奮闘記でした。
いつか書こうと思って、書く機会をなんか逃して、2年ほど経ってしまったのですよw