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NCの日記

コミュ障人生、試行錯誤の日記です

「ああ隠居か、隠居いいな、ていうかもうしてたのか」と思った話

在宅ライター業も終わりが見えてきたこの頃、これからどうするかなと思っていた矢先、こんなエントリを読みました。

pha.hateblo.jp

20代で隠居をされている方を紹介したphaさんのエントリで、初めてこの本と著者の方を知りました。

20代で隠居 週休5日の快適生活
大原扁理
K&Bパブリッシャーズ
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これらを見て、自分が長年目指してきた理想の生き方って「隠居だったのかも?」と思ったお話です。

ちょっぴり働く現代型の隠居

上記本の著者である大原さんは、週に2日だけ働き、月7万円程度の収入を得て生活されているそうです。

・家賃の安い物件に住み
・ムリはしないけどほぼ自炊
・ときにはその辺の野草も取ってきて調理
・人付き合いはほとんどせず(携帯電話も持たない)
・お金をかけずに楽しく暮らしている

本をざっと読んだ限り、こんな感じです。

本を読んでみて、隠居にいたった経緯とか価値観とか、隠居のメリットとかは、『ニートの歩き方』を読んだ方なら特に目新しいところはない感じです。


ただ、軽快な文章から、ご本人様が隠居を楽しんでおられるのが伝わってくる1冊です。文章をざっと読んでてもおもしろかったですよ。

笑ったのは、携帯電話を持たない利点について語っておられるのこの一文。

 携帯電話を持っていなくて最近嬉しかったのは、誰かと待ち合わせをしたときに、ちゃんと約束通りの場所に行っただけなのに、人にものすごく喜ばれたことです。
 今どき姿を現しただけで喜ばれる人間なんて、ハリウッドスターか携帯持ってないかどっちかですよ。


想像したら、喜ぶ人の気持ちすっごくわかって笑ってしまいました。
元からあまり付き合いのいいほうではなく、携帯もない人なんて超レアキャラですからね。そんな方が約束通りに現れてくれただけで、なんかすごいことが起こったように感じますw

「普通の生き方」に疲れた方にはオススメしたい1冊ですかね。


隠居の方が自分に近いなと感じた

何年か前にphaさんと「ニートの歩き方」を知って、ああ自分はこっちの人間なのかなと思いました。今は、あまりそう思いません。ニートには何度も転落したけど、自分はニートに耐えられないタチの人間だとわかったからです。

phaさんの「なんとなくみんなでゆるく集まる」的な生き方とも、微妙に合わない気がするなーとも思っていました。自分はTPOを問わず人付き合いが悪いので、シェアハウスとかもちょっと違うかなと今は思ってます。



そんな中で知った今回の隠居は、自分の理想にちょっと近い気がしました。

・一応一人暮らしだし
・一応働いてるし
・基本外には出てるし
・ごく少数だけど友達いるし

みたいな。


自分は世間の多数派と明らかに違う気がするんですが、だからといって過度にアウトローなのも違う気がします。

カルピスを薄めるように、世間の「普通」を水で薄めたような感じが、自分には合ってる気がします(今は)

そのちょうどいい感じの一つが、今回知った「隠居」かなぁと思ったわけです。



実際、ここ何年か隠居してた気がする

『20代で隠居』を読んでもう1つ思ったのが、「あれ?これほとんど自分じゃん?」みたいな。


・よくわからない在宅ワークで微妙に稼ぎ
・人付き合いはほとんどせず
・でも毎日のように外出はしており
・ほぼ毎日自炊で
・ごく少数の友達とたまに遊び
・月数万円で生活中

みたいな。


「隠居」という言葉でこそ呼んでいなかったけど、とっくの昔に隠居してたんじゃない?みたいな。

考えてみると、自分はこのブログでも、リアル日記でも「隠れ住む」という表現を何度も使ってきました。コレ、まさに「隠居」のことなのでは?という気がしなくもないです。



自分にとっての「普通」で生活すると、大してお金要らないんですよね。

一人で本でも読んでて、適当にコーヒーでも飲み、飽きたら外に散歩出たらストレスもなくなる人ですし。自炊が好きだし、車もない(すでに売りました)し。

生活費は今も5~7万円台で済んでます。家賃・光熱費・食費・その他雑費をすべてひっくるめてです。



「自分の普通的には大して必要ないこと」を強いられると、むしろストレスになるんですよね。

それで体壊したり、嫌になったりしたものを「ムリ!」と切り捨てていったら、今の生活に辿り着いてました。

そしてここ何年か、すごく自然に生きられた気がします。



何て呼ばれようとも、自分は今後もこんな感じで生きていく気がする

仕事は替えるかもしれませんが、自分の生活スタイル自体は今の「隠居型」を理想としようかなと考えています。だってこれが一番(自分にとって)自然でストレスがなく、周囲にとっても害がない生き方なんですもの。

それを隠居と呼ぼうが、隠れ住むと呼ぼうが、別に違いはないなと。




最近、人って結局小さい頃や若い頃にやってたことの延長線上で生きていく生き物だなと思うことがあります。


学校で友達や知り合いが多く、先生や先輩後輩を交えてワイワイやってた人は、大人になった後、(一時的に落ち込むことはあっても)結局みんなでワイワイやれるような生き方にシフトしていくし。

学校内の要素(出来事、カリキュラム、人間関係など)以外に楽しみを見出していた人は、大人になった後、(一時的に多数派の中へ紛れ込むことはあっても)自分一人や、同じ趣味の仲間数人とひっそり楽しむ生き方にシフトしていくし。

みたいなね。


自分自身や周りの人達を見ても、多数派な生き方をする人は昔からそういう生き方だったし、そうじゃない人は昔からやっぱりそうだったし…みたいなケースが多い気がします。

そういう意味で、自分は間違いなくこういう生き方が向いてますねw 学校も勤め人も違和感しかなかったし。今後も、ここ何年かの生活スタイルを理想として生きていく気がしますね。




今回の生活で大いに誤算だったのは「税金」。

自営業をやるとそれだけでこんなにはね上がるのは計算外でした。今だって自分の生活費は5万円程度で済んでるのに、税金が月4万円近くかかるときもあります。月の生活費の5割を超える税金とか謎すぎる。

その税金を払うために仕事を増やし、すると収入が増えたからまた税金が増える…という悪循環に、去年から陥っていました。ライター業を終わりにしてもいいかなと思うのは、この税金問題もあるからです。


隠居生活を支える収入は、事業所得よりも給与所得の方が向いてる気がしますね。
だったら少しだけバイトして稼げば黒字になるのでは?と薄々思ってましたが、そのモデルケースが今回の大原さんって感じでしょうか。

今後どうしようかなーと思ってたけど、「ちょっとだけバイト」もいいなと思ってるところです。

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