NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

土地にも空気がある

自分が住んでる場所、なーんか不便だなーって雰囲気をけっこう感じてたんですが、そういえば近くを散歩しているとき「お墓」をよく見るんですよね。

田舎ってなんもないところに突然お墓が建ってるんですよね。

墓地ではないです。本当にどこかの家のお墓が一件分だけ突然現れます。
一件分だけですから特にどうということもありませんが、夜道歩いてるときにふと意識するとヒヤリとしますw

夜道と墓といえばヒヤリな感じですが、この辺を散歩しているとわりとそういう感じです。



そして、「墓地」もあります。しかも二か所。
これはかなり固まってるのでさすがに夜暗くなってから近づこうとは思いませんw
まあ、やっぱりね…。

二か所ある墓地のうちの一件はわりと住宅地のすぐそばにある場所で、なんとその墓地の真隣りにアパートが建ってます。
そのアパートの入り口のすぐ隣はもう墓地で、下手すりゃ触れるぐらいの密接度です。


遠目で見る限り、15部屋くらいあるアパートでしたが埋まってるの5部屋くらいな感じでした。こういうの正直ですね(^_^;)

どうなんですかね、「出る」んでしょうか?w
でも出るんだったら誰も住みませんよね…?

ただちょっと気持ち悪いってだけで何か実害とか「それっぽい体験談」とか一切ないんだったら、逆に人が適度にいなくて住みやすいかもしれませんよね。家賃交渉とかもできるかもしれないし。

「このアパートに住んだらどんな感じの毎日だろう」ってのを散歩中はよく考えてますので、地味に気になるアパートの一つです。





というわけなんですが、どうもウチの近辺って「墓があるような寂しい一帯」だったんじゃないかという疑惑が浮上してますw

実際、道が悪くてゴミゴミしてるウチの街も多少は道路広げたり、土地に今風のモダンな一軒家が建ったり、新陳代謝はしてるんです。
墓地と超密接してるアパートのすぐ近くにも建ってまだ10年経ってないんだろうなーってモダンな家が建ってたりもします。

でも、そういうの入れてもやっぱりウチの周りってやけに「古くからある幹線道路」みたいなものがないんですよね。「知ってる人は知ってる」みたいなほそーい道がかろうじて1〜2本、住宅地の中の縫うように繁華街側に通じてる、みたいな一帯です。


街の中の方位で言っても「北側」ですしね。
せいぜい北部に抜けるだけの道があるだけです。

街の機能自体は南側に固まってて、北側っていったらもう何もないんですよ。住宅と墓以外。



ウチのアパートの家賃がやけに安かったのは、こういう雰囲気の土地に建ってるからかもしれないです。
一昔前まで、墓参り以外にヨソの人が来ないような、墓参り以外に用事がないような、逆に墓を作るにはうってつけな、そういう寂しい土地だったのかな…と想像してます。


ま、別に夜中に墓の前通っても女の人が立ってるとかそういう目に遭ったことはないんで大丈夫ですけどねw
例のアパートも霊のアパートみたいになってさえなければ掘り出し物かもしれませんし。

でも家賃がやけに安い一帯にはその土地の雰囲気自体が関係したりするのなーと勉強にはなりました。墓地が多い一帯とは住んでみるまで知りませんでした。ウチもなにげに最寄の墓地まで徒歩5分ですしwwwww


そっち系等の実害はまったくないですが、まあやっぱり、寂しい一帯って道が悪くて普通に不便という感じはありますね…。
家賃の安さにまた一つ納得です(´д`)