NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

ネットの闇は深い

最近ツイッターを本腰入れて見ているんですが、ネット上で若干騒ぎになる話題が自分のTL上に出ることが増えた気がします。しかるべき層、数をフォローできたのかなーと言う感じです。

その中には悩ましいものも含まれてます。
下手に言及するとこっちまで火傷しそうな話題であり「ネットの闇は深い」とふわりとまとめてしまう次第です。

最近連続して見かけたその手のものをちょっと書いときます。





ネットでヘイトスピーチを垂れ流し続ける 中年ネトウヨ「ヨーゲン」(57歳)の哀しすぎる正体【前編】 | 現代ノンフィクション | 現代ビジネス [講談社]
後編はこちら

ウェブ上で無差別に近い誹謗中傷を繰り返していた「ヨーゲン」なる人物を追いかけたルポですね。最終的に身元を突き止めています。

まさに「ネットの闇は深いなぁ」と激しくゲンナリしつつ読みました。
かなり読みごたえありますが最後まで読んでしまいました。

匿名だからといって好き勝手やっていいわけじゃないし、あまり下手なことをするとわずかな手がかりからでも個人は特定されうるということだとも思います。

自分もどっちかというとジメジメ系の人間なので、実は危機意識を持ちました(もちろんヘイトとかしてないですよ?w)

でも人生っていろいろありますからね。
他人事として鼻くそはほじれそうにないです。マジでこうならないようにせにゃあ…と思います。





悪質バイラルメディアにはどう対処すべき? BUZZNEWSをフルボッコにしてみた

バイラルメディアの定義がいまいちよくわかってないんですが、たぶん「転載(引用)だけで記事が構成されてるような一部サイト」って感じじゃないかと

悪質さはさておき、NEVERとかその辺ですかね。


こういうきな臭いサイトが最近多いみたいですね。
ツイッターでも感じることですが、無断転載とかホント多い。アカウント自体がきな臭いものも多数。

サイトレベルで見てもそんな感じなんでしょう。
完全に丸パクリか、もしくは「引用と称した事実上の無断転載」みたいなサイト。
こういうのが荒稼ぎしている現状はあるみたいです。

こうやって話題になって、アンテナ力が弱い自分でも知ってる時点でこの手も斜陽に入ってる気もしますが。。。





・リアル無断転載騒動

ご本人様があまり拡散を望んでおられないようなので簡単に。
ツイッターではそこそこ有名で名言ツイートを残されたM氏のツイート内容を某ライターH氏がわりと有名サイト(もしかしたら紙媒体にも載るかも?)の記事で無断転載してしまったという騒動。

フォローさせていただいてるのでリアルタイムで経緯を見ていました


問題になった記事を見て「こらアカンわ…」と他人事としては思いますが、底辺とはいえライター業に従事している現状から自分事としても無視できない事態でした。


ヨーゲンのルポと同じく、ネット上の粗相も普通に責任を問われるということ。
その辺が曖昧だと自分の責任を問われるということ。

いろいろ勉強になりました。




―――――――――

と、まあ簡単に。
他にもグッタリ来てることもあるんですがこの辺で。

これらを見て感じたことです。


・一個人として

パクリサイト(悪質バイラルメディア)だといっても個人で簡単にサイトが作れる時代(技術と知識さえあれば)

そうだと言われてもパッと見は信じられないくらいシャレたサイトもあるんですよ。関係者も多数いるし、閲覧者も多数、拡散数も多数で、そういう「大手なら安心」感に頼るなら合格を出してしまいそうな。

でもそういうサイトに記事を「(事実上)パクられた!」という人がいる以上、このサイトをアリとするかナシとするか、少なくとも自分で判断をくださないといけないかと思います。


そもそもパクリサイトの見極めからして難しいんですけどね(;´Д`)
引用と称した転載中心サイトはまだわかりやすいんでいいですが、ガチの無断転載サイトはその記述もないんでいちいち自分で調べないといけません。
「拡散したい!」と思う記事(サイト)は軽くググってみるだけでも違うかなーとは思いますが、個人のネット閲覧で全部を完璧にウラを取るなんてことやってられない感はあります。


そして「このサイトはパクリ」という誰かの発言もまた「ウラを取らないといけない」のですよ。事実無根の誹謗中傷、独善的な拡大解釈はネットの常ですから。


そしてこの手のメディア(まとめ、キュレーションサイト)も一概に否定したもんじゃないという意見もあります。
確かに「これオレんだぞ!!テメーら触んじゃねー!!!」ってのが面倒だからネット上でみんなアレコレやってる的な面もあると思うんですよね。

シェアと拡散に強みのあるネット上でそれをやるとネットの利点そのものが死ぬようにも感じます。独自の視点からコンテンツをまとめられるメディア(もちろんルールやマナーは守った上で)なら需要はあるのかもしれないですね。

まだはっきりと結論は出てません。




・(底辺でも)ライターとして

どうもこういう悪質メディアが末端ライターの受け皿になっている現状もあるみたいです。

無断転載された画像や動画、他人のコンテンツを丸パクリしている記事を平気で載せているメディアでは書かない方がいいなと思ってます。


まもなく黒歴史化するでしょうしね。
それに、元ネタ者がアクションを起こした時にサイト運営者から「コイツがやりました。自分はパクリだと知りませんでした」ってやられる可能性もありますから。

自ら進んでパクリ記事を書いたのか、それともサイト運営者の指示が事実上のパクリ推奨だったのか、それはもう傍目にはわからないことですからね。

もちろんサイト運営者も責任は免れないだろうけど、どちらにせよ自分が火傷するのは免れないです。


そしてこれは悩ましいんですけど、「ライターは文章だけ作成して、パクリ画像は運営者が編集と称して後からくっつけた」ってケースはどうなんですかね…?

これもありそうで怖い。
自分の文章がまさかパクリコンテンツと抱き合わせで公開されてるなんて夢にも思わなかった…なんてことも、ね。

自分の記事はこのサイトで公開されるってのが分かってる場合は一応チェックしたほうがいいですね。この手のお仕事は必ずしも自分の書いた文章が載るサイトを教えてもらえるとは限らないんですが、ががががが。。。。




ネットの闇は深い('A`)