先日のアスペエントリ、きっかけとなった本に出会ったのは、ネットで知ったのでもなく、アスペ本に絞って本を探してたのでもなく、図書館で偶然手に取ったものでした。
少し前からうつっぽく、自分のバランスが崩れまくっているのを感じ、自分でもちょっとおかしいと感じていました。
それで息抜きを兼ねて外出したんです。
しかし心身共にだるく、大して行きたいところもなく、普段はいいリフレッシュになる散歩ですらもイライラを打ち消せず、半ば心ここにあらず状態でフラフラしているうち、図書館に足が向き、「そうだ、この状態は何なのか調べればいいんだ」と思って、「精神医学」の棚に足が向いたのです。
結果的にこれで「アスペルガー」というキーワードを拾えました。
知識としてだけは以前から知っていましたが、自分が半ばうつに陥るくらいの状態にハマってからでないと、なかなか真剣味を持って向き合えないもんだなと、今回の経験で思います。
図書館で見つけた僕はアスペルガー症候群 (健康ライブラリー)ページをめくる手が止まりませんでした。
自分が今陥っている行き詰まりの原因が書かれているようで、久々に目から鱗体験w
大して期待していなかっただけに、偶然この本に出会えた喜びは大きかったです。
マンガだったのがよかったですね。あの精神状態で「論文か?」っていう本は読めなかったと思います。
図書館や紙の本はオワコンに入りつつあるのかもしれませんが、この一件でまたしても「図書館」や「紙の本」は自分にヒントをくれたと感じています。
愛着は断ち切りがたいと感じます。
自分のコミュ障っぷりに挫折する度に投げやりな気分にもなるんですが、「なぜそうなったのか?」という原因がこういう形でふっとわかると、なんかまた攻略できそうな気もしてきて、ふつふつとわき上がる何かがあります。
自分は「逆転モノ」が好きです。
自分は「バイオハザード」シリーズが好きです。
たぶん「ゾンビに囲まれた絶望的な状況から、限られた武器弾薬だけで脱出する」って設定が好きなんだと思います。ゾンビの殲滅じゃなくて「脱出」なんですよね。
イージーモードでやってるとき以外、余計なゾンビを倒していると弾薬がなくなって詰みます。そこがいいんですよね。「生還すること」自体が一種の逆転劇なわけです。
同じく逆転モノとして、ちょっと前にやってた「戦国無双」。
味方がすでに崩れかかってる中に切り込んで、まさに「無双」して逆転するステージに心が燃えます。難易度を上げていると忠勝とか反則級の強さなんですけど、だからこそ面白いというか。
劣勢を跳ね返すからこそ面白いし、こちらが負ける確率もかなりあるからこそ燃えるんだと思います。
バイオシリーズで顕著ですけど「無限マシンガン」とかクリア得点で手に入ったあとのつまらなさは異常ですねw
5分で飽きます。
という感じで、ヘタレな割に妙な趣味嗜好も持ち合わせているので、自分は「コミュ障」というのも一種の縛りプレイのように感じるときがあります。
柄が透けて見えるスケルトン牌でやるマージャン並みにマニアックすぎるプレイですがねw
ちなみに自分はバイオハザード4 をハンドガン縛りでクリアしたことがあります。
「…なんでこんなことやってんだろう」とプレイ中に何度も思いましたけど、病み付きになるほど燃えましたw
自分のコミュ障設定もそんな感じで、これがあるからこそ面白いのかなと感じなくもありません。
金持ちの家に生まれ、見た目イケメン性格イケメン、若くして自分の居場所も見つけ、人間関係も良好。趣味も仕事もやりたいことがいっぱい……なんて人生は、逆につまらんくない?と感じます。
ま、たまにですけどねw
縛りプレイにも限度はありますよw
それがもう十中八九、攻略不能なクソゲーなら遠慮なく投げやりにもなれるんですが、微妙に攻略のヒントが見つかるので、完全にそうもなれない。
ちなみに縛りプレイをやってたらノーマルモードよりリザルトが落ちるのは当たり前なので。そういうのは普通にクリアできただけでも成果だと思います。
ハッピーエンドは難しくても、このコミュ障人生、必ず攻略してみせると、逆転根性が燃え上がっているときもあるんです。