こんなん読みました。
こういうの好きだなーw
明智光秀の謀反って、日本史上で屈指のミステリーらしいです。
いろんな説が乱立してるそうですが、上の記事で紹介されている本では、「捏造」だというんですね。
ちなみに紹介されている本はこちら
うわー、めっちゃ気になるw
図書館にあるかなーと思って検索したら、あったけど、めっちゃ予約入ってました・・・
あっ、そうすか・・・。
昔、なにがあったのか・・・って、すっごい気になるんですけど、それを知るのってホント難しいんですよねー。
「歴史は勝者が作る」って、やっぱりあると思うんで。都合のいい事実だけが後世に残されるってことですよね。
上の記事で書かれていたこの辺のが本当なら、信憑性かなり怪しいなと思いますよ。
本能寺の変をめぐる定説の元になっているのは江戸時代になって書かれた「軍記物」であって、その「軍記物」のネタ元は秀吉が書かせたPR誌なのだ。そのPR誌に書かれている事実が、本能寺の変が起きた前後の時代の文献に書かれている事実や、当時日本に来ていた宣教師が母国で残した記録と符合しないのだという。
戦国で世が乱れているときとか、隙を見せたらこんだ自分が蹴落とされるみたいな緊張感、あったと思いますし。
そしたら自分に都合のいいことしか言わないですよね。都合の悪いこたぁ、闇に葬りますよねw
織田信長の死因が、家臣勢の結託した裏切りにあったというなら、こりゃあ結構なことですよ。
こういうトンデモ説っぽいのめっちゃ好きwww
実際に何があったかなんてわからないですしね。昔になればなるほどそうで。
ま、今みたいに何もかもが記録に残りすぎてしまうのも、ロマンがない気もしますが。
信長の写真とかあったら「すげぇ!」と思う反面、一回見たら一気に興味失せそうな気もします。
わからないから夢がある。
わからないからこそ、興味が尽きない、みたいな。
昔の世の中だってファンタジーの世界じゃないんだから、フタを開けてみれば「現実あるある」のオンパレードで案外ゲンナリ・・・とかありそうで怖いw
フィクションと現実の違いとか
なんでこんなにこのネタに食いつくかといったら、今ちょうど戦国とか三国とかのにわかだからですw
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毎度おなじみのゲームですけどw
いやー、戦いの名前とか年表とか武将とかの名前がサクサク頭に入っていきますねw
ゲームとかでやたら目にした武将とか戦いだから、今よけいに史実のことが気になる状態になってますw
で、何冊か読んだりもしたわけですが。
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まず思うのは、やっぱり「これ本当なん?w」っていうのですね。
どうやって調べたんだろうって思うし、絶対また別の説を唱えてる人もいるんだろうなーって思いますので、「実は○○はこうだった」とか書いてあっても、拡散していいのかわりと悩むところw
さっきのアレと一緒で、どの資料を元にした説なのかで、信憑性ってやっぱり変わると思うので。
最終的には「昔のことってよくわからんなぁ・・・」というふわっとしたロマンに着地してますw
まあそういうのもある中で一つ目についたのは、こういう歴史上の出来事が、昔からフィクションの題材として活用されていたらしいという点です。
三国志の出来事は今から2000年くらい前のことで(スケールでかすぎる)、その時代についての歴史書が書かれたのが、その時代からもう少し後くらいらしいです。
これは歴史書で、無味乾燥な「記録」という面が強いらしいですよ。
で、ストーリー仕立ての「三国志」とは、厳密には「三国志演義」という物語で、これは三国志を題材にして書かれたフィクションです。
ウィキペディアによれば、書かれたのは明代(1368年 - 1644年)というのですから、史実からだいぶ後ですよね。
でも、現代から見たら「演義」ですらも相当な歴史物って感じがしますが、これはあくまで当時書かれた小説のようなものに過ぎぬと。
この辺がまた、史実と創作が入り乱れるややこしさの原因よなぁ。。。と思います。
日本の戦国に関しても、似たような状況じゃないでしょうか。
三国の現実
三国志演義は「蜀が善、魏が悪、呉が引き立て役w」みたいな雰囲気ですけど、これは創作の過程で蜀がえらいヨイショされているだけっぽいですね。
・桃園の契りはフィクション
っていう、まあ有名かもしれませんけど、ガッカリエピソードもあるわけですし。
うろ覚えですが、いくつか。
・蜀の五虎大将は、史実での記述が少ない
・張飛は部下から恨まれ、寝首をかかれて死んだ
・赤壁の戦い時、魏軍には病気が流行っていて士気が落ちていた
みたいな。
実際はそんなドラマティックにはいかんのですよね。
演義でヨイショされてますが、史実では蜀が一番パッとしない印象です。
劉備も、ゲームとかでは徳の高い人物として描かれますが、裏切りとかもけっこうやってるみたいですよ。呉から領地を借りパクしてますし。
その辺のあれこれで関羽が呉に討ち取られ、激怒して起こした夷陵の戦いとか、普通に逆ギレですよね・・・。
呉と蜀の大逆転勝利である「赤壁の戦い」も、単に魏軍に病気が蔓延してて、撤退する口実に魏軍が自ら火を放ったという説まであるみたいですよ。ガッカリ。
ただ、演義以外のものにも登場するエピソードも、ないわけではないらしいので、その辺はやっぱり胸躍るところですかねー。
戦国の現実
簡単に。
・武田信玄と上杉謙信の「川中島の合戦」での伝説は、真偽不明も多い
・長篠の戦いで織田信長が使った「三段撃ち」(三列の鉄砲隊)は後世の創作
・武田騎馬軍団の実像は不明
みたいな。
ゲームとかで期待値が上ってると「あ、そうなんだ・・・」って思うような小ネタはいろいろあるみたいですw
有名な真田幸村の「幸村」は、後世に広まった名前で、当時の資料には登場しない名前というのが、個人的に衝撃でしたw
本名っていいのかわかりませんが、真田信繁というのが、当時の名前だったっぽいです。
――――――
調べてみると、いろいろあるもんだなーと思います。
歴史ファンにとっては常識のような内容かもしれませんが、逆にそれくらいのレベルでないとうかつに語れないですよね。
結局は「諸説あって、よくわからん」みたいな話が非常に多いようなので。
また、定説でも、その定説が時の権力者によるPRが初発だったりすると、またいろいろあるわけで。
まー、そういうミステリアスなところが、歴史のロマンなんですかねー。