NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

友達のポケモンGOに触らせてもらって、いろいろ思うところ

久々に会った友達が例の「ポケモンGO」をスマホに入れてたんですが、本人は全然興味ない上にゲームとかもしない人なので、「やり方がわからん(真顔)」とのこと。

スマホの存在自体が「どうでもいいんだよね・・・」とか言う友達なので、試しにポケモンGOに触らせてもらえました。すごい、これが文明の利器(感動


実際やってみたら宝探しみたいで面白かったし、なんかコレ、「散歩が趣味」っていう自分がいつもやってることじゃね?という感じがして、思った以上に感想がありました。


ポケモンGOは宝探し要素があって、そこがなんかハマれそうな感じだった

突然ですけど「ARIA」ってマンガ読んだ人は、「宝さがし」のエピソードを知ってますよね?

ゴンドラの中で宝の地図を見つけて、その地図の示す場所にはまた新しい宝の地図が隠してあって、その次もまた同じで、最後のゴールに隠されてた宝は・・・っていうアレです。

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ポケモンGOを触って、よくわからないままにポケストップを辿ってるとき、「ああこれ、ARIAのあの宝探しみたいだわ」って思って、そこに面白さを感じてました。


「そこに行けば何かがありそう、何があるんだろう」っていうワクワクと、マーキングがしてある正確な場所を探してる間の探検感。

目的の場所に辿りつくまでの間が楽しい、みたいな感じ。



こういう宝探しみたいなゲームって、なかなかやる機会ないですよね。

公共の場所に勝手に宝隠したりしたら他人様の迷惑になったり、事情を知らない人に発見されて交番に届けられたり、そういう大人の事情に考慮しつつ宝隠すとショボくなったりとか。

大がかりな宝探しになるほど、それこそテレビの企画とかじゃないとなかなか難しいと思うんですが、その辺をうまいこと解決してるなーという感じがしました。


これはあくまでそのアプリの中だけの話だから、現実世界に何か設置するわけじゃないですしね。

アプリを入れるだけで誰でも気軽に楽しめる壮大な宝探し、それがポケモンGOという印象でした。


ポケモンGOは自分の趣味を説明するたとえにちょっと使えそうな感じがしたり

ポケストップだったり、隠れてるポケモン探しだったりで、周囲の「看板」とか、公園の「モニュメント」とか、適当な目当てを作ってそこまで歩いたり、周囲をうろついたり・・・。

そういうの、散歩が趣味の自分はいつもよくやってることだったんですよね。


目についた「看板」とか「モニュメント」とかに心惹かれたり、「あの街角の向こうはどうなってるんだろう」と気になったり。

そういうので、観光地でもなんでもないその辺を意味もなく歩き回るのが、自分の趣味です。


傍目には何が楽しいのかわかりづらいと思いますけど、個人的には「見たことない景色」や「(個人的に)目を奪われる光景」とかを見れるのが楽しくてやってます。

ちょうどその対価が「ポケモン」に置き換わったら、ポケモンGOになる的な感じなので、今度から自分の趣味のことを説明するのにポケモンGOがたとえに使えそうだなと。



「自分は見たことない光景とか、絵になる光景を探して、その辺の公園をうろついたりしてます。ちょうどポケモンを探してその辺をうろつくような感じですね」的な。

ポケモンの代わりに『見たことない景色』とか『オシャレな街角の一角』とか『個人的に好きな眺め』とかを発見するのが楽しいんです」的な。



自分が好むのが世間の相場とずれてるので、「まあポケモン探すようなモンですよ(それが自分にとってのポケモンみたいなもんなんスよw)」的な言い回しが今後使えそうなのが助かるなという感じ。

スマホの本来の持ち主の友達も散歩好きな人なので、「俺らがいつもやってることだな、これ?」って聞いたら「うん」みたいな。


ポケモンを探して、観光地でもなんでもないところをうろつく楽しみをちょっと感じてもらえたら、
傍目には何もないように見える一角を好んで散歩する人たちの感覚を、ちょっとだけ体感してもらえるんじゃないかなーと思ったりしました。



その他アレコレ

ゲームに興味ない人も仕事のためにポケモンする時代

友達がポケモンGO入れてたのは仕事のためだったらしいです。

流行物は一応知っとく必要のある立場らしく、その関係でポケモンGOを入れざるを得なかったそうな。そういうのあるんだー。

本人はドラクエやFFすらやったことあるのか微妙なくらいゲームしない人なので、ポケモンGO入れてるとか、ヘンだと思ったんですよね。


社会現象になるとこういうこともあるんだねー。

逆に、自分の興味の有無とは関係なく流行はチェックする人なら、ゲーム知らない人でも「ポケモン」という単語自体は通じそうです。

ポケモンってブランドのすごさを実感。


プレイ方法はスマホで検索したら何となくわかったw

触らせてもらったポケモンGO。本来の持ち主もプレイ方法がわからず、今日初めて触った自分ももちろん知らず、最初の10分くらいは何やってるのか全然わかりませんでした。

そんなとき「あ、スマホで検索すればいいんじゃん!」と(やっと)気づいて、検索したら何となくわかりましたw


いまだガラケーの自分にとって、「スマホの検索が便利」っていう初の経験だったかもしれないんですが、確かに便利だわこりゃ。

そりゃガラケーが駆逐されちゃうのもやむなしという気も。


しっかし、スマホを使って本気で何かを調べたのは初でしたが、スマホサイズだとWEB広告の邪魔くささは半端ないですね・・・。

スクロール時に間違って広告をタップしそうで、PC時の4割増しくらいでストレスでした。いいの?あれ?


ポケモンGOが楽しいかは地域にもよるんだって

ちょっとだけ触らせてもらった30分くらいのプレイで、2~3匹のポケモンをゲットしました!気分はポケモンマスターw

緑豊かな公園でプレイしたので、出てきたのは「ねずみ」と「小鳥」と「芋虫」ばかりで、「ミノムシ」が出てきたくらいがハイライト。
捕まえるのにモンスターボール2個使ったw


そんな感じでまぁまぁ楽しめたけど、今日プレイした場所はポケストップもかなりあったし、意味はわからんけどいろんなマーキングがあって、かなり楽しめそうな雰囲気でした。

でもこれ、ド田舎いくとポケストップはないわ、ポケモンでないわ、出たとしたも全部小鳥か芋虫だわで、全然楽しくない・・・的な声も見かけました。

実際プレイすると「マップ画面に何も表示がない」の意味と絶望感がすごくよくわかるw


その友達と会ったのは、その県の中では指折りの地方都市だったので、だから画面もにぎやかだったのかもしれません。

こういうところ、妙にリアルだw


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こんな感じで、正直「ふーん」くらいの冷めた気持ちで触らせてもらったんですけど、やってみたら思うところ多数で。

これのためだけにスマホにしようとは思わないけど、やっぱり社会現象になるだけはあるのなーという感じ。


試しに触れてよかったけど、他人様のスマホを触る機会なんて普通ないので、その辺は自分と同じくどっか冷めてる友達ならではの出来事でしたw