NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

体調不良は平常運転だったのであれこれ

コロナ禍になる前から頻繁に体調が悪くなっていて、常に今年が例年以上の警戒レベルになりつつも、毎年無残に敗退してる感じですが。

今年は周囲が消毒しまくる&マスク&距離を置く(物理)のおかげでどうかなと思ったんですが、やはり体調は崩して今月は基本的に調子悪かったです。

コロナ禍で体調崩すのはたぶんこれが初で、もー、うかうか風邪もひけねぇわと思ったあれこれです。


病院の雰囲気もかなり変わって出費も増えた

近所の病院に行ったら、今風邪の症状がある人は症状の軽重に関わらず隔離対応になってるらしくて(当然)、自分もプチ隔離を経験しました。

っていっても、田舎の小さい診療所なんで、ああ、ここ元物置なんだろうなってお部屋でしたが。

部屋数が限られてるので来院前に電話して、スケジュール調整しつつ来院。予診も診察も会計もすべてその部屋のなかで完結して、隔世の感があるっすねという感じで。



何年か前に別の古い病院に行ったとき、待合室でノーマスクのゲホゲホする患者が何人もいて、絶対そこでうつされたと思った経験があるんですよね。

そこの先生は、あまりに治らない自分を見て「ここで治し切りましょう!!新しい風邪をうつされなさんなよ!!」って微妙に気合を入れてくれましたが。

いや、あんたの病院の待合室、換気も加湿もなければノーマスクの咳込み患者放置で待ち時間も2時間当たり前で、まさにここで移された気がするんだが今思い出してもツッコミ待ちか??


今の隔離しまくりの病院を見ると、これが本来は望ましいんだろうなとは、ちょっと思うというかね。カルテ片手に病院中を早足で移動しまくる先生を見てると、いや、これは大変そうだわと思ったけども。

でも隔離対応の手数料的な加算はしっかり上乗せされてるんで、前よりも受診料が実質値上げみたいになってるのはしんどいところ。自己負担分900円くらいだったけど。


コロナチャソは言うに及ばずだけど、ただの風邪でも院内感染させられるとクソ面倒で腹立たしいですしね。その900円くらいは健康の値段としてむしろポンと出すくらいがちょうどいいのかもです。

その加算がない代わりにコロナかもしれない人とすぐ隣り合わせになるかもだけどいいんか??って思えば、そこはケチるところじゃねぇと言わねばならぬと。

しかるべき隔離処置をしてくれる病院を自分でも選んでいかねばならぬのかとか、いろいろ思うところがあります。



けどまあ、毎年嫌でも病院に行かざるを得ない人間にとっちゃ負担増で、迷惑な流行病だわなという感想で。


風邪が治らない理由を追って我々取材班はアマゾンの奥地へと潜入を試みる的なアレ

長引いてるわりに結局診断は風邪だったんですけど(よかった)、医学的には2~3日安静してりゃすぐ治るはずの風邪がなぜにこうも長引くのかと毎年頭を悩ませていて。

ここ何年かで改善をいろいろと試み、それをもとに今年はわりと先手先手を打って自分にしては元気な冬だったんですけど、やっぱりこうなるのかという無念の思い。



今年は打てる手をすべて打ったからこそ見えてくるものがいろいろあって、どうも自分の自炊状況を見直すべきかもしれないと今思ってます。

自炊は金がないからせざるを得ず、そしてたぶん自分って店に食べに行くより好きなもの作って食べる方が気軽で好きっぽいんですよね。

半分趣味や生きがいなので、たとえ面倒に感じても全然やれちゃってたのが体調悪いときには逆効果で、これで地味に悪化の原因だったかなと。


特に冬は煮炊きにも時間がかかるしキッチンは寒いし水は冷たいしで、冷静になって考えたら確かにこりゃ悪化因子だわと…。自分にとって当たり前になりすぎてて気づかなかった。

2020年の夏前あたりからバッタが大量発生して食糧危機が来るかも的な話があったじゃないですか。あれを受けて日持ちするものをいくつか買い置きしてあったんですよ。

缶詰とかシリアルとかカップ麺とか、そういうのそのまま療養生活に使えんじゃんと。買い物に行く手間や体力も節約できるし、今は体調悪い人間が出歩くのはアレだしちょうどいいと。


っていうのに気づくのがだいぶ遅くて、はからずも最適な療養セットが目の前にあったのに気づかずスルーして自炊してたのは我ながらもったいなかった。早くに気づいてさっさと活用してりゃもう少し早く回復できたかもと。

ついでに、洗い物1個でも出さないために紙コップとか紙皿とか割りばしとかも用意しといて、具合悪いときは食器類も基本使い捨てりゃいいやと。

実際にやってみたら確かに楽だし、体調悪いときはこれだ感がすごくて、むしろなんで今までやったなかったんだ!!と、新たな地平にたどり着けました。(よかった探し


余ったフルーツ缶の中身も紙コップをタッパー代わりにできるし、無洗米じゃない普通の米でも研がずにそのまま炊くし、なんならもう米炊かずに数日間パンで済ませたし。

できるだけ楽をする(わずかでも体に負担をかけられない、かけてはいけない)方向で頭を使ってみると、いくらでもやり方はあるもんで、来年からはこれだなと。



っていう一人カイゼン運動を賽の河原で励むところまでが平常運転で、今年こそはと思いつつも、今年もだめだったよってところまでも平常運転なんですが。

のんきにそんなことやれてる時点で今は幸福と言わねばならぬ世相ですわね。残念なことに。

それでも自分にとっては風邪もかなりの一大事になりがちなので、コロナ対策とあわせて粛々と対応を続けて春を待つ日々です。