NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

在宅仕事11か月目

気がつけばそんな感じですねw 「一年があっという間」なんて会話もリアルでよくやります。年取った証でしょうかw

自分が今やってるwebライターの仕事、ちょうど今年に始めた仕事なので、今月で11か月目、来月までやればちょうど一年やった計算になります。

去年から在宅の仕事ってなんかないかっていうのを模索してて、結局知人に教えてもらったこの仕事に何となく流れ着き、今に至ります。ネットで探せる在宅の仕事は詐欺が多いというのが常識のようですが、それでも何とかここまでやってこれたんだなぁという思いはちょっとあったり。

現在のところ、主に仕事をもらってるところからコンスタントに仕事は回ってきています。

一応ライター業といっても、実際に自分が作った文章の使われ方を見ると文章が主役のようなそうでもないような……?という微妙なコンテンツの作成になっている感じです。

ですのであんまり大っぴらに「ライター業」と胸を張れるようなものではないですかねw 形の上だけは自営業とはいえ、どっちかというと「在宅アルバイト」という趣きの方を強く感じています。まあ別にそれでいいからいいんですけど。


気になる収入ですが、自分は多くて8万を超える程度です。
たぶん、金がすべてと言わんばかりに大半の時間を仕事に充てれば10万越えも狙えるくらいの感じではありますが、そこまでやってもせいぜい10万程度という感じですから、人を選ぶところはあると思います。
自分はだるいのでそこまではやっていません。

これで黒字になるかどうかもその人のライフスタイルによりけりですね。
実家暮らしとか居候暮らしなら十分見込みはあるかなとは思います。アパート借りて一人暮らしっていうのになるとちょっと雲行きが怪しくなる感じでしょうか?

自分も一人暮らしを考えないでもないですが、自分の今の年収で貸してもいいという方がいるかどうかが怪しいように思わなくもありません。
ちなみにまだシェア暮らしですので、自分はギリギリで黒字になる感じです。



稼ぎという面で言えば、外で働けるなら外で働いた方が早いというのはやっぱりありますねw 
それに、実際在宅の仕事をやってみるとですね、仕事も含めて自分のペースで生きられるのはいいものの、リアルに引きこもりみたいになってつらいときもあったりします。

まったく他人との接点がなくなるのも案外楽じゃなかったです。この点でも人を選ぶ生き方かなと思います。

自分の今の心境を語ると、確かに在宅の仕事にもいい点があり、それは自分にけっこう向いているところだと思いますので、やっぱりなるべくしてなった流れだったようには思っています。

ちなみに、コミュ障気味の自分に非常によく似ている自分の父親も、今似たような仕事をしています。
それに気付いた時、やっぱり親子だから似たような感じになるんだなぁとゲンナリしました。昔は父親のようにだけはなりたくないとか思ってたんですけどね。気づけばこんな感じです。

でもまあ、抵抗しても仕方ないのかなと最近はよく思います。

どんだけ否定したところで、自分の気質体質が両親のそれに似ているのは事実であり、親にとっての最適解は自分の最適解になり得る可能性がかなり高いわけです。
あんな風になりたくないと目をそむけたところで仕方なく、それよりは現実に折り合いをつける一つの参考として親のやり方を研究した方がよっぽど早いかもしれないというように思うようになってきています。

そういう風にも思っているからこそ、親が自分と似たような仕事をやっているのなら、自分もこの仕事が最適解の一つになるのかもと思うところもあったりするのです。
この仕事が自分に向いているのかどうか、ずっと続けるべきものかどうかはっきりしませんが、「親がやっている」という点が大きいわけです。



昔は「ああはなりたくない」とまで思った相手と結局同じことをやっているという状況に忸怩たる思いもありますが、奇をてらって家を飛び出したところで、結局自分の実力以上のことはできないということは骨身に沁みたここ1〜2年でしたので、まあこんなもんだよねという冷静な感想も同時にあります。

生理的な抵抗感に振り回されるよりも、自分にもできそうなこと、向いていそうな事、逆に自分がやらかしそうな失敗とか落とし穴とかを先に歩いて見せてくれている相手がいるのなら、しっかり学ぶべき点を学んだ方が賢いんだろうとは思うのです。なかなかそう理屈通りにはできませんけど。




そんなこんなでニートすれすれの在宅ワーカーにジョブチェンジしてから10か月は過ぎました。
パッとしないなりに何とか食いつなげ、数少ない周囲の人間関係にもいろいろと助けられ、それなりに楽しく便利に暮らせてる気がします。

自分にとって、基本的な生活の骨組みは今の感じでももういい気がします。

後は仕事関係でも気軽に外に出られ、フットワーク軽くアルバイトでもできるようになれれば、自分はもう人生のアガリに入ったような気分になるんじゃないかと思います。社会人としてそれなりの肩書とか高給とか、やっぱり自分には要りません。

自分の体や心の声に従って素直に生きられ、その上でひっそりと楽しく暮らすというのが今のところ頭に浮かぶ人生のゴールのように思えています。