NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

今年を振り返って

年末がやってまいりましたね。
2012年という年はいかがだったでしょうか?
実りの多い一年であれば言うことなしですが、無事に年を越せることを感謝できれば、そこでとりあえず十分じゃないかと思います。

自分は、迷走、足踏み、くすぶり、そんな言葉が浮かんでくる一年だった印象があるのですw
あくまで個人の話ですよ?
最近は特に「何やってんだろうなぁ自分」感が強くて、何一つ収穫のない一年だったと危うく結論するところでしたw
振り返ったらちゃんと収穫ありました!
2012年、自分の一番の収穫は「体調不良への不安感がなくなったこと」です。

またお恥ずかしい歴史を晒しますけど、自分、以前もちょこっとブログ書いてたんですよ。
http://re882.blog.fc2.com/
17エントリで実質連載終了したブログでございますwww
内容は「体調不良で人生こけまくってる俺が、同じような境遇の人向けに体験談や体調管理のアイデアを綴ってる」ものです。
当時は世の中に絶望していたので、今読み返してみたら表現も文体も発想も暗い、とにかく暗いwww
ま、こういうブログを書いてしまうぐらいくすぶってたし、ヒマな方は見てもらったらわかりますけど、体調管理にはそうとう神経をすり減らしていた時代があったのです。
ていうかほんの少し前までそうだったのです。
そしてそれだけ神経をすり減らして体調管理をしても、二〜三ヵ月に一回具合が悪くなる(それ以外でもなんとなく調子が下火なのがデフォ)のが当たり前だったのです。

それが今年、なくなったのです。
現在、もはや自分が些細な風邪で寝込む姿とか想像できません。
九月のエントリ見てもらったらわかりますけど、今年の九月に久々に風邪で寝込んでますw
それにも関わらず、今でも「何であのとき風邪なんか引いたんだろ?」って不思議に思うくらい、今の自分には体調不良への不安感がないのです。
実際九月のあれは季節の変わり目だったのと、ニートライフでモノをぎりぎりまで減らした生活してたことと、新天地の気候に慣れていなかったことあたりが原因で寝込んだ感じで、風邪にやられた感はあまりなかったりします。

このブログでも旧ブログでもちょこっと書いてますけど、自分の体調管理の要になっている習慣がいくつかあります。
・脱肉食&菜食中心の食生活(玄米等、完全には精製されていない穀物中心が望ましい)
・よく咀嚼して食べる(50回近く噛むのが望ましい)
・腹八分で食べる少食習慣(一日二食が理想)
この三つです。
他にも「添加物・残留農薬を避ける」「夜更かししない」「薬を飲まない」「体を温める」など細かい物もありまして、それらを加えたらますます安心です。
でも上記三点を守るだけで、大病まではわかりませんが、風邪レベルの不調は半分近く防げると思います。
少なくとも自分はそうでした。
こういう結論を出せるようになったのが2012年の自分の収穫です!
とりあえずご報告しておきます(・∀・)




今年の頭は実家にお世話になっていたのですが、上記習慣が体調改善につながるかもしれないというヒントを得たとき、なかなか家族の理解が得られないという困った事があったのです。
肉を食べないようにし始めた自分はどうもヘンなダイエットまがいのことを始めた、みたいに思われてたっぽいですw
肉を食べず、白米も食べず、玄米中心の菜食を目指し始めた自分を見て「仙人にでもなるんじゃないかw」みたいに陰で言われてもいたらしいですw
っていうか今でも肉類を食べたがらない自分はヘンな目で見られてますw

ですがこのヒント、自分にとって人生を諦めていた最大のネックに射した一筋の光だったのです。
体調不良をなんとかしようともがきつつも、成果がさっぱり上がらない日々は六年以上続いていました。
栄養ドリンク、市販薬、サプリメント、病院通いは当然のこと、ジョギングとか養命酒とかにも手を出していましたw
旧ブログを書いていた当時、虚弱体質改善はもう諦め、虚弱体質を前提とした人生設計を考えていたように思います。
自分にとって、外すことを諦めた最大の足かせが、もしかしたら外れるかもしれない。
そういうまさかの可能性を感じさせるヒントだったのです。

どうせダメでもともと、でも、なんかこれはいけるかもしれない。
そう思えるヒントを前に、実行しようにも肩身が狭いのがもどかしくて仕方ない。
前々から実家を出たいとは強く思っていたので、これを機に一旦、家を出よう。
そう決めて、今年の四月に家を出たのです。

そして新天地で上記の習慣を本格化させ、結果、四六時中頭から放れなかった「体調不良への不安感」がほぼ完全に消えています。
ちなみにお前はニートなんかやってるから健康なんだろと思われるかもしれませんが、以前にもニート期間があって、そのときも勤め人時代とそれほど変わらない不安定な体調だったのです。
自分も正社員時代、この激務こそが自分の体調不良の元凶と思い込んでいたのに、辞めたあとも大して変わらなかったという事実が「自分は虚弱体質なのだ」と確信させ、絶望に突き落とされた経緯があります。

ニートだろうが何だろうが、とにかく体を壊すことへの不安感がなくなり、事実ほとんど体を壊さなかったというのは、もしかしたら人生初かもしれないです。
実際この一年、本式に寝込んだのは九月の一回だけというのも新記録だと思います。
正社員時代なんか二カ月に一回は体壊して、その月は一か月ずっと具合が悪く、薬を飲み続ける毎日でしたからね……。
当時のその計算でいくと半年分まるっと具合悪くて、半年間毎日風邪薬を飲んでた計算になりますから、まあそれに比べたら信じられない快挙なのですよ。
体調不良という足かせが外れる日がくるとは、正直想像もしていなかったです。
少なくとも今年一年の日々で、上記習慣が体調改善に効果があって、少なくともニートライフであればほぼ一年健康に過ごせるということが自分にとってわかったのです。
くどいですが、この世のどこにいて何をしていようが逃れられない体調不良というネックから解放される方法があるとわかったのは、それがたとえニートという身分であろうと、自分にとって限りなく大きな救いであり慰めになった気がします。





……という経緯をすっかり忘れるくらい体調不良への不安感、気付けばなくなってましたwww
最近、以前と同じことしてても手持ち無沙汰な部分があって、これまで自分はこういうのなんで平気だったんだろうかと思ったのですが、以前は「仕方ないよね、下手なことするとすぐ具合悪くなるんだし。人より可動時間も範囲も短いんだし」という諦める理由があったから妥協できていたのが、最近はそれがなくなったから疑問に思うようになったのかもしれません。
ニートライフに手持ち無沙汰感が強くなってきたのも、以前に比べて体を壊さなくなった分、体感的な自由時間が増えたから、という部分もあるかもしれないってこのエントリ書きながら気づきましたw

自分にとってこの話は生々しい積年の想いが募ってる分、書きだしたら止まらなくて長いエントリになりましたねw
ま、要は社会の隅っこで地味に生きてるこのニート、今年一年何してたんだと言われれば。
一旦家族から離れ、一度は人生を諦めた体調不良というネックが外れるかどうか、生活習慣を変えて試してみてました、と答えます。
今の生活習慣と体調が当たり前になりすぎて自分でも原点を忘れかけてましたけど(^_^;)
長々書いちゃいましたけど、結果は上記の通り。

うっかり2012年何やってたんだろうエントリを書くところでしたw
まあとりあえず、なにがしらの収穫があって良かったですホントに……(;´Д`)