NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

2023年のあれこれ振り返り

1か月に2回ブログ更新するの、2017年以来で実に6年ぶりですが、今年もいよいよ終わりなので2023年の個人的なアレコレ雑記です。

目次

今年1年での大きな変化

2023年で起きた個人的な大きな変化って、やっぱり酒飲みに戻っちゃった件なんだよなとw

酒を再開した当時は一時的に戻っただけのつもりだったのに、年末のいまだに飲んでますからね。いや、人生わからんわ。酒とはほんと縁が切れないわと。

酒に戻った当時、悪酔いしない飲み方として飯を先に食べてから飲む的な話を書いたけど、最近では酒を飲む前に生野菜を多めに食べるに変わっていて。


生野菜を先に食べてるとますます悪酔いしにくくなって、アルコールの回り方も穏やかになる感じがします。きっかけは「正しい玄米食、危ない玄米食」ですね。

本書内で説明されてる酵素の話や食事の順番とかを酒に応用した感じです。前よりも良い感じなので、これはしばらく継続だなと思ってます。



それと、地元産の食品を選ぶ推し活も、今年になって本格化したムーブで、今でも続けてます。

地産地消だけにこだわりすぎると欲しいものが揃わないこともあるしで、ちょっと対象を広げて自分が住んでる県の周囲一帯くらいまでならいいかと、最近は基準を少し緩めてます。特に気にせずに大手のスーパーで普通に買い物することもあるし。


そういうなかでAmazonはなんか使わなくなりました。ネット通販自体をあまり使わなくなっていて、使うとしても楽天とかほかのサイトを使うようになってきた感じです。

別にAmazonアンチにはなってないけど、マーケットプレイスの詐欺業者の件とか、返品詐欺のアレとか、数年前から評価下がる出来事が続いていて、自分は被害に遭ってなくとも推しではなくなってきたからってのが一番の理由かもです。

まあ別にアンチではないんで、最近も久々に使いましたけど、アマゾンが国内EC市場制覇したら露骨に足元見て値上げしまくるんだろうなぁみたいなとこからも、もうそんなに使う気にはなれないなと思って、ちょっと距離を置いてる現状です。

コミュ障関連のアレコレ

今年のコミュ障関連の主な変化といえば、悪口めいたこといわないように一層気を付けるようになったことですかね。

発言や言い方に注意するようになって、言葉遣いって思ってた以上になんか大事だなって気分になってます。口から出た言葉って、周りだけじゃなくて自分自身にも響くんですよね。


汚い言葉はもちろんだけど、不必要に強い言葉や皮肉っぽい言葉とかも、自分のなにかを濁らせる感じがあるなと。その手の発言でスッキリするかといったら意外とそうでもないし。

言い方に配慮すると、結局は同じことを言っていても気分が良いというか。世の中には、たとえ冗談でも、周囲に誰もいなくても、口にしないほうがいい言葉ってあるんだろうなと。


言葉遣いを意識するうえではブログを書いていてよかったと思います。文章は自分の発言や言葉遣いが目に見えるので。

ひとまず書いた文章を一晩寝かせてから読み返すと、わりと客観的に自分の文章を見られて、ああここがちょっとアレだなって微妙なところがわかるというか。

そういう書いては直してを何度も繰り返してると、なんか前よりマシな言い方が自然と浮かぶようになるし、その言い回しが対面での会話にもフィードバックされて、リアルでも前よりマシな会話ができるようになった気もする。



でもまあ、頭のなかに悪口ばかり浮かんでくるところもあって、まだゴールにはたどり着いてない感じがあるのは相変わらずです。

自分の内面にまだまだ歪みがあるっぽくて、来年もたっぷり楽しませてくれそうじゃねぇか、ワイのコミュ障根性は、みたいな気分です。


健康関連のアレコレ

今年はわりと一年を通じて元気でした。今年はたぶん体調不良で1回も病院行ってないんですよね。

コロナ禍も終わったのか終わってないのかわからん感じだし、代わりにインフルは流行ってるしで油断はできん世相ですけど、春先にちょっとバタバタしていて1回体調崩したくらいで、あとはだいたい元気でした。

寝込んだ記憶もほとんどなくて、ちょっと調子悪くても薬なしで普通にすぐ体調戻ったりとか。



最近は普通にガンガン外出してるし、遠出したときにラッシュに巻き込まれることも何度もあったしで、たぶん日常的に雑菌には触れてるはずで、それで一応ひどく寝込むこともなく、コロナ・インフルっぽい激しい不調もなかったなら良かったなと。

今回の冬はまだ始まったばかりで、12月に入った最近まで気候が夏だったりもしたので、油断は全然できんけど。



結局何がよかったのかは、もうよくわからんわと。玄米食の効果なのかもだし、別の要因なのかもだし。

前回の冬でちょっと吹っ切れたのと、今年がほとんど元気だったのもあって、今回の冬は体調を気にしすぎないように意識して過ごしています。病は気からと言うし、この心構えも良い方向に働いてるのかもだし。


とはいえ、去年までの体調管理の取り組みは下地として大いに役立ってます。体を冷やさないとか、基本は基本として今年も継続していて、健康維持につながってる実感はなんかありますね。

年明け後も春以降もこんな感じで元気でいられたらいいなという感じです。どうしようもないほどの希望的観測だけども。皆さまもご自愛ください。


今年観た映像作品の感想とか

今年観た映像作品の感想で公開する機会のないものを供養がてらに。

作品は、今年放送されたアニメ「ガンダム水星の魔女」と、今年観た映画「バビロン」「アルカトラズからの脱出」です。あとリアタイした各クールのアニメとか。

ガンダム水星の魔女

g-witch.net


今年放送の2クール目も最後まで一応見て、最終話ラストの大団円。あれですべて持っていかれたなと。

豊かに実った小麦畑?に夕日が差し、穏やかに家族全員が揃っている光景。これ、農耕民族のDNAに刻まれたノスタルジックな原風景と思う。初めて見るのに懐かしく、どこか遠くから帰ってきたような気分にさせる光景というか。

この光景に主要人物勢ぞろいで、バックに流れる力強くも優美なED。もうエンドロールの絵面として完璧すぎる。なんかもう細かいこと全部放り投げて「ああ、全部終わったんだ」って直感的にわかる。細かいこと言い出す理性を本能が押さえつけて来る感じ。



このエンドロールだけで、一つの物語を最後まで見届けたんだな、最後まで見て良かったなって気分になったというか。

実は自分にとってガンダム水星の魔女ってノットフォーミーな作品で、1回視聴止めてるんですよね。視聴を再開したのは、定期的に発言を見てる有識者が絶賛してるのを見て、なんか話題についていきたくなったってだけで。

それでも水星の魔女のラストシーン、あれだけで最後まで追いかけた価値はあったと思わせてくれて、あのエンドロールは本当にすさまじいと思う。いや、すごいもんを見たぜ感。


あと、水星の魔女を最後まで見て、個人的に自分が作品見て踊るよりも、それ見て本気で踊ってる人たちを遠くから見てる方が楽しいわって気付いて。

この世には、有識者たちの興奮や強火のオタクたちの発狂からしか得られない栄養素がある。

みんな、何か琴線に触れるものに出会えた時は、その興奮や悲鳴を気軽にネットに垂れ流してほしいと思う。それは誰かが明日を生きる活力になる。たぶん。

■バビロン

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約100年前のハリウッドを舞台に、当時の映画関係者たちを描いたドラマ。今年のエントリで少しふれた映画ですね。

いやー、おもしろかった。狂乱で始まる幕開け、すべてを手に入れた者たちの熱狂と、時代の変化にともなう凋落と悲哀。

1つの時代の終わりと新時代の始まりを自分も一緒に体験したかのような感覚は、大河ドラマの余韻に近いものがあったかもしれない。


本作の魅力の1つは、主人公の大スター・ジャックと新人女優・ネリーにはどちらも実在のモデルがいることかなと。

作中の時代はサイレント映画時代の末期にあたるだけに、モデルになった人物はもう100年くらい前の人です。喜劇王チャップリンと同世代くらいで。


モデルになった人物の顛末を知っているため、この世のすべてを手に入れたかのようなジャックの未来がほんのりとわかっているわけで。

冒頭のシーンが豪華絢爛であればあるほど悲哀が強まるところが、個人的な見どころになっていたように思います。


人気の移り変わりは早くて残酷だし、撮影終わりのパーティーの乱痴気騒ぎ、当たり前のように出てくるドラッグ、映画を取り巻く環境は決して褒められたことばかりではないわけで。ジャックとネリーは、どちらも末期哀れの見本みたいな最後だったしと。

でも、そういった裏側の部分も含めて、映画という世界への愛とリスペクトを製作陣から感じた作品だったと、個人的には思った感じでした。

アルカトラズからの脱出

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かなり古い映画だけど今年に視聴。脱獄不可能といわれた刑務所・アルカトラズから実際に脱獄した3人の囚人をモデルにした映画。

全編通してセリフが少なく、BGMがないシーンも多かった印象。何が起こっているのか、登場人物が何をしようとしているのかを、表情やしぐさ、行動だけで見せていくスタイル。何もかもをセリフで説明しないところがまず面白かった。


そして作中の題材は、脱出不可能とされる刑務所からの脱獄という囚人版・ミッションインポッシブルなわけで。

不可能な脱獄を可能にする工夫と努力。しかしアイデアはできても実行が難しい。道具と材料も手に入らない。見回りの看守に見つかってもいけない。目を付けられるのすら避けたい。

まさに極限の状況下でのDIY。普通はそこまでせんやろミッションも、残りの人生かかってるからやれてしまうことに説得力もある。脱獄不可能な点は冒頭から繰り返し見せられているので、この状況をどう引っくり返すのかと引き込まれる。


いよいよの脱獄でメンバーの1人が現れない事態を前に、気にはかけつつも一切待たない面々。

遅れた奴は置いていく。ピクニックじゃないんだからと。そこが暗黙の了解として共有されてる緊張感にグッとくる。

脱獄の結末をはっきりと描かないラストシーンも、余韻をかきたてられてよき・・・。


もともとDIYが好きなたちなんで、限られたものを使って必要なものを揃え、大きなミッションを達成するところが刺さったんだと思う。

若き日のクリント・イーストウッドのオーラとか、これが実話をもとにしたドラマな点とかも見所だったと思いますかね。

■今年放送された各クールアニメ

今年の各クールのアニメで個人的に一番好きだったの挙げると

冬:もういっぽん!
春:推しの子
夏:好きな子がめがねを忘れた
秋:薬屋のひとりごと

でしたかね。


個人的には2023年の顔は「推しの子」でした。アイドルモノかと思ったら冒頭からSF設定が来て、そして芸能界の闇や犯人捜しのミステリ要素とか、次々にフックが飛んできてびっくりでした。

ちょうど推しの子が放送された時期が酒に戻っちゃった時期なので、飲みながら各話を見てたのもなんか印象的でw

ほかにも、あまり話題にならなかったけど個人的には好きって作品も多くあって、今年も楽しめた一年でした。


ちなみにだけど、各クールで個人的にランキングつけると、世間の評価とは当然ながら全然違って、あれなんか安心するんですよね。

ああ、ワイはちゃんと世間の評価に流されずに自分の感覚で作品を見てたんだなって思って。

冬クールで一番好きだった「もういっぽん!」とか、世間的には全然話題になってなかったし、でも自分は一番好きだったなってちゃんと思えてなんか安心する感じです。


今年もお疲れさまでした

今年になってもウクライナの紛争は終わらず、どころかイスラエルで新しい紛争が起き、コロナも完全には収束せずで、本当にいよいよ世紀末だなぁと。

世界全体がきな臭くなっていて、物価の上昇も留まるところを知らずで、本当にそのへんの庶民としては右往左往するばかりだけど、それでいて少なくとも自分の周りでは目に見える劇的な変化はなくて、去年と同じく世界は非対称なのだなぁと思います。


でも来年以降どうなるか、本当にわからないよなと。目に見える劇的な影響がいつ自分の日常に来てもおかしくない感じにはなってきてるし。

本当に、後世の歴史に残る動乱の時代をたぶん生きているんだろうなって最近は常々思います。来年の年末、こういうブログをのんきに書いていられるのかも、本当にわからなくなってきたなと。


かといって現実はゲームのようにログアウトもリセマラもできないのでね。一発勝負のこの現実、行けるとこまで行ってみるかという所存です。

ひとまず2023年も終わりを迎えられて、お世話になった方々にまず感謝。今年も一年お疲れさまでした。よいお年をお過ごしください。