NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

この10年で健康問題や虚弱体質がどうなったのか問題

健康問題、自分が人生に挫折した2大ネックの片方で、10年前の自分の前に大きく立ちはだかっていたのだよなと。

今も虚弱体質はそんなに大きくは変わってないけど、10年前に比べたらマシにはなったとは思います。


健康関連の話はヘタすると命に関わるし、個人差もかなり大きいしであまり言えることもないんだけど、前々回にコミュ障関連の内容を大きくまとめたので、健康関連のほうもついでにまとめとくかというアレです。

目次

この10年でどうなったのか問題

この10年で劇的に健康にはなってないけど、「若干微妙な感じながらも1日なんとか動ける」みたいな状態をうすーく維持できるようにはなった感じです。

ベストコンディションを100点、寝込むレベルを0点とすると、60点前後くらいの状態を細く長く維持してるような感じで。


でもまあ、コミュ障関連の分野に比べて、健康方面の成果は不安定で。

コミュ障関連のほうは、10年前くらいに1回ド派手な挫折を経験して、そこから少しずつでも右肩上がりで改善していった感じでしたが。

健康関連のほうは改善しては挫折、改善しては挫折を何度も繰り返していて、手ごたえを感じにくいところなんですよね。


確かにここ1年はそこそこ元気で、病院にも市販薬にもご無沙汰です。親にも「アンタだいぶ元気になったよね」って最近言われたので、まあ傍から見ててもそんな感じなのかもと。最近ちょくちょく酒飲めるのも体調がいいからだし。

それでも健康問題はここ10年で挫折も多かったので、コミュ障分野ほど別人になった感はないのだよなと。3~4年くらい前は体調が慢性的に不安定だったし。


まあそれでも、10年前に比べれば体調が安定したとは思います。加齢による衰えもあるので、そこを差し引くと下手すりゃ20代の頃より元気なんじゃないかと思うこともあります。


個人的には少食が効果的だった件

健康関連のターニングポイントは、日々の食事を腹八分くらいに留めることだった気がします。たぶん自分は食べ過ぎで体調崩しているところが大きかったので、少食がけっこうクリティカルだったんだろうなと。


腹八分が健康に良い理由はうろ覚えだけど、たしか消化って自分らが思ってより体に負担がかかるみたいな話だった気がします。

いつも満腹まで食べてると消化に体のリソースが持ってかれて、免疫や代謝にまで手が回らなくなると。

そうすると、侵入した細菌やウイルスへの対処が遅れるし、老廃物も体内に溜まるしで、しだいに健康をむしばまれるみたいな。


まあ、自分としては腹八分の食事にわりと効果を感じたので、細かい理屈はあまり気にしてません。

理由はよくわからんけど食べ過ぎないほうが調子いいので、たまに羽目を外すにしても、基本は腹八分で食べるように心掛けてる感じです。

10年間続いたちょっとした健康法

体のコンディションには波があって、そのときどきで健康法に合う・合わないが出たりするけど、生姜をすりおろして飲むのだけは、ここ10年でほぼ途切れずに続いた習慣だったなと。

体を暖める作用が強いので、さすがに夏場はほとんど飲まんけど、体調によっては夏に飲むこともありますね。


別に特別な生姜である必要もなくて、そのへんのスーパーで買った生姜をただすりおろして飲んでるだけです。簡単さも魅力。

生姜は多くの漢方薬の原料になってると昔なにかで読んだ記憶があって、そんなだから体には良いんだろうとざっくり思ってます。これもメカニズムとかを特に意識してなくて、経験則でずっと飲んでるところが大きいですかね。



生姜は、ビンに水道水入れて浸けて、1週間おきくらいに水を交換してれば、冷蔵庫で1か月くらいは保管できるみたいです。

あと、バットにラップ引いて生姜をすべてすりおろして、そのバットごと冷凍すると薄い生姜のプレートができます。

凍らせた生姜のプレートは手で簡単に割れて、割ったものをお湯に入れれば簡単に生姜湯ができる、みたいな技もあります。


個人的にやってるそのほかの健康法

ここ2年くらい?は玄米食をやっていて、最近の好調ぶりは玄米のおかげでもあるのかなとは、個人的には思う感じです。


最近、炊き方も工夫した玄米は普通にうまいとも感じていて。

前は「味の白米、栄養の玄米」みたいなイメージだったけど、うまく炊けた玄米はもっちりしていて甘みもあり、普通にうまくて箸が止まらねぇ感じ。

これで栄養まであるなら言うことないけど、昔の失敗があるんであまり調子に乗らんように気を付けてます。


玄米は食べにくいところがあるのは事実で、スーパーとかでもあまり売ってないし、個人的には特におすすめはしないかなと。

栄養面が気になるなら白米に雑穀混ぜて炊く感じでもいいのではと思うし、自分も普通にそうやって白米食べてるときもあります。

米食はちょっと難しいところもあるので、試すときはいろいろ情報をあたってからのほうがいいかと思います。自分も急にやめるかもだし。

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あと、最近はわりと菜食寄りの食生活をしていて、10年前は完全菜食、いわゆるビーガンもやったことあって。

菜食が健康に寄与するのかどうか、玄米食に比べて強い実感はないのが正直なところです。

あと、完全菜食で人は生きていけるのかも、やや懐疑的です。ビタミンB12が摂れないんだよねと。


だもんで、菜食をベースに魚介類と卵を食べるみたいな食生活に今は落ち着いています。

卵は調理が簡単なところが自炊派として嬉しいところ。魚介類は、自分が海沿いの地域で生まれたせいか、昔から好きなのでちょくちょく食べてます。


こういう食生活は人によって合う・合わないがあるので、菜食とかも強いては勧めない感じです。健康に悩むなら、いろいろ調べたうえで、自分に合うスタイルを模索するのがいいと思います。



病院や医者との付き合い方

体調や健康に問題があるときは病院や医者にかかるのが基本だけど、少なくとも自分の場合は、劇的な改善にはつながらなかったケースが多かったですね。

だからといって病院や医者には一切かかるな!は極論すぎてあまり賛同できぬところです。病院に行って初めて治った不調も何度かはあったし。

そんなこんなで、病院や医者とは距離を置きつつうまく付き合うみたいなスタンスに、今のところは落ち着いてます。



病院や医者と距離を置いてるのは、自分の場合はそんなに深刻な病気や持病は今のところはないみたいで(ここはある意味でありがたく、ある意味では面倒くさいところ)、行ったところでだいたいは問題が解決しなかったのがまずあります。

病院や医者からもあんま相手にされず、結局は現在の症状を抑える診療に終始しがちで、原因の究明や根本治療はあまり期待できなかったというか。

原因は、たぶん自分の体調不良のほとんどが風邪で、治療の必要も有効な治療法もなかったからで。


そこはしゃーないにしても、病院や医者に対しては個人的に思うところもあって。

曖昧な症状で受診した近所の病院では診察で開口一番に鼻で笑われ、別の病院では院内オペレーションが崩壊気味で薬を入れ間違えられるし(そのあと電話(診療時間内)しても誰も出んし)。

ほかにも個人的にデカかった事例があって、自然に距離ができた感じです。ちなみに全部コロナ禍以前の話です。



とはいえ、だから一切かかるなは極論で、病院や医者の力が必要なときはやっぱりあるし。問題はその見極めで、できるだけ必要なときに絞って利用すればいいのだよなと。

個人的には、現代医学が強いのは救急治療や外科治療、細菌感染症予防医学あたり、弱いのは、原因を特定できない病気や慢性疾患みたいなイメージを持っています。

あと、そもそもの問題として、自分が今かかってる病気に治療法があるとも限らないのだよなと。新型コロナを筆頭に、治療法がない病気も別に珍しくはないのだよなと。


自分の健康は基本的に自分で守らねばならぬところで、病院や医者にかかるのは健康管理にあたっての1つの選択肢みたいな位置づけに落ち着いた感じです。

現代医学は万能ではないけど、劇的な力を発揮する場面も普通にあるので、適度な距離感でうまく付き合うのがいいと個人的には思う感じです。

健康関連の小ネタ集

■風邪とかには漢方薬

風邪は基本的に治療も薬も必要ないとはいうけど、治療がほしいときは漢方薬がいい気がしますね。

風邪の引き始めには一般的に葛根湯ですが、個人的には香蘇散のほうが合った感じです。

風邪を筆頭に、原因を特定できない病気や慢性疾患なんかは、個人的には漢方薬が合うんじゃないかと思っていて、病院にかかるとしても漢方薬を希望するかもです。

■体を冷やさないのは基本

本当に基本。そして奥義。

よく考えたら、ここ5~6年、冬以外はあまり体調崩さなくなってたので、冷えって本当に大敵なんだろうなと。

今の家、断熱性能という概念が存在しないので、場合によっては窓際にプチプチのカーテン吊るすみたいな工夫が健康管理につながることもあるんだと、いい勉強になった感じです。

■無理に自炊しない

自炊派だから陥ってた罠。とくに冬場はキッチン寒いし水は冷たいしで、かえって具合悪くなることもあって。

秋に紙皿とか紙コップとか揃えといて、必要に応じて手抜きするのも健康管理の秘訣だと思うようになりました。

■体力は重要だが、激しい運動は逆効果

健康管理にあたって体力はあるに越したことはないけど、ジョギングとかを習慣にするとどこかで体調崩すことが多かったです。

体鍛えて体力で殴るみたいな人生メソッド、個人的に大大大好きなんですけど、このメソッドはワイを愛さなかった・・。


でも体調崩しまくってたとき、近所の店に買い物行っただけで息切れしてさすがにヤバかったので、体力はやっぱ重要だと思います。

激しい運動はどうしても自分には合わないみたいなんで、最近はもうウォーキングくらいでいいやと、歩く距離と時間を伸ばすほうに注力してます。

こっちのが細く長く続けられそうなので、自分に可能な範囲で体力を伸ばす方向にシフトしてる感じです。

この10年の健康関連の感想

自分が虚弱体質なのではと思い始めたのは大学生のころで、そのあたりから健康には気を使い始めたけど、当時はまったくといっていいほど成果は出なかったですね。

社会人になって健康問題で挫折し、体調管理をさらに徹底してからも状況は変わらずで、そのころに比べれば、この10年の取り組みは多少の手ごたえがあったのかもです。


ただ、コミュ障方面の取り組みに比べると成果が不安定で、自分としてもまだあまり自信がないところです。

ただ、自分の健康は自分で守るしかなく、しかも鍵は日頃の生活習慣にあるらしいのは、この10年をとおしての1つの結論(実感)かなと。

自分に合う健康法が具体的にどんなものになるかは人それぞれだろうけど、自分で答えを探さないことには健康も得られないみたいなので、アンテナに引っかかった健康法を自分でどんどん試すしかないのだと思います。


そして健康方面の取り組みは今後も死ぬまで続きそうで気が遠くなるところでもありますが、まあ昔に比べれば多少は元気になって、可処分時間も増えた感じがあるので、いろいろやってみてよかったかなとは思います。