NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

「継続」自体にも効果がある

「学歴」というモノサシがナンセンスだという話をよく聞きます。
しかし、高い学歴を持っている人は、「学歴」や「学問」自体は役に立たなくとも、その高い学歴を手に入れられるだけの忍耐力や精神力を持っている可能性が高いから一定の判断にはなる、という意見もあるようですね。

自分は学歴至上主義には疑問です。
ですが、よほど暗記力が強い人以外、高学歴な人にはそれなりの忍耐力なりがあるというのも一理あるとは思います。

自分は自他ともに認めるヘタレですから(笑)
昔からずっと、一貫して続けてるものって何もありません。

一応自分、大学は出てますが、間違っても高学歴と言われる類ではありません。
高学歴じゃなくても忍耐力とかあるんだ!って言えりゃいいんですがねw
残念ながら自分は「高学歴を得るにもそれなりの苦労があって、それを乗り越えたからにはそれなりの地力がついている。学歴低いヤツは人間性も低いだろw」という意見を、形の上では証明しちゃってます☆
ゴメンナサイ…



そんな自分ですが、一年ほど前から一日一冊読書を習慣として続けています。
お金がないので基本図書館で借ります。雑学からホットな話題まで、とりあえず毎日続けています。

新しく何か始めると最初は盛り上がるんですよね。「俺すげぇ」「俺やれてる」感でちょっとした充実感。大抵最初の1〜2週間くらいです。
で、3〜4週目くらいからちょっと内心中だるみし始め、一か月過ぎるとなんか「やる意味あるの?」「他にもなんかあるんじゃないか」とか悪魔が囁き始めるという感じ。
ヘタレの体感です。


本物の実力をつけるには、一過性の熱意が過ぎ去った後も、一人静かにそれを続けることが必要という話がありました。


一つの習慣を続けていると、それがつらい時期がありましたね。最初の熱意は冷めた頃です。
そういう時期はできるだけ軽い読み物にしたりして、なるべく負担が軽くなるような形で何とか続けました。

まだ一年しか経っていないので途上ではありますが、継続した体感をご報告しますと。
一つのことを続けていると、続けているそのものについても向上します。
「何か続けているものがある」っていうのがちょっとした自信になります。
「もうやめようかな」っていう誘惑と戦うことで、些細なものですが忍耐力は付くような気がしました。ほんの少しだけですが、何もしてなかった頃よりは粘り強くなったとは思います。もうダメかな〜、っていうのが頭をよぎるんですが、「いや、まだもう少し、これからだ」って自動的に思うようにはなりました。ヘタレにしては進歩したかな〜って感じですw

確かに、根っこの部分にあたる実力がついてくるには時間がかかる面もあるように思います。
それを育てるには、「熱意が冷めた後の努力」が必要かもしれません。



人に自慢するものでは決してないですが、心の中で密かに「自分の専門」を持っておくのは悪くないです。専門にしたものについて詳しくなりますし、それを続けることで自信や忍耐という副産物が得られるなら儲けもんです。

何を専門にするかは、自分の好き・得意なものがオススメ。
半分は趣味で勝手に続けられているものを、もう半分のところで意識してやるようにすると負担が少なくて自然、そして効果も大きいと思われます。
毎日続けるからといって、修行僧のようなストイックさは目指さない方がよいように思います。

自分が読書を選んだのは、学生の頃に活字中毒時代があったこと、それ以降もぽちぽちとは本を読んでいたこと、なんとなく本が好きだったこと、自分のパラメータの中でまだマシだと思えるのは読書力だったこと、などなどが理由です。


継続する習慣がついてきたのか、最近は何かやるとなると毎日やる癖がついてきた気がします。

特別な意味はなかったんですが、このブログもなんとなく毎日つけていたのはそれのおかげでした。まあいつまで続くかなぁとは思ってたんですが(^_^;)
昨日パタパタしてるうちに更新しなかったのでこれからは不定期更新になるかもしれません。
さすがにあれもこれも毎日毎日っていうのはしんどいですのでw

今のところ自分の専門は「読書」に決めています。始めて一年ほどですが継続癖が現についたので、やはり「継続すること」自体にも効果はあるみたいです。
この世の中で「手がかり」や「心の拠り所」が欲しいと思ってもがいている人は、自分の好きなことや得意なことを習慣にしてみるといいかもしれませんよ!

継続は、だれも裏切らない

継続は、だれも裏切らない

継続の習慣を始めるきっかけになった本です。