NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

経済的サイズ

最近ちょっとだけ収入あるんですが、まあとても「収入」なんて胸を張って言えるもんでもないわけです。
これまで月の出費がイコールで完全赤字だったのが、ちょっとだけ引き算して月の赤字を求めるようになった程度なんですw
だっていうのに、収入がちょっとだけできてくると、何かこれまで飽きてたその辺をフラフラしたりマンガ読んだりっていう趣向が戻ってきてるような感じです。
なんか自分でも意外な感じです。
でもそれが楽しいというか、これまで飽きたと思ってたものが急に新鮮で面白く思えるようになってきたというか。

世の中うまくできてるなって思うのはこういうところで、働きながらニート時代と同じように生活で来たらそれなりにお金も貯まるはずなんですが、何かを変えると自分のリアクションも変わってきてしまうというか。
今も収入的にはほとんどニートに近いレベルですが、それなりに気晴らしを求めてしまうというか。
うまくできてるというか、うまくいかないというか……。

ただこっちの方が自分にとっては健全なのかもなーと今は思ってるんです。
ニート時代は本当に出費はかなり絞ってて、それで割と平気だと思ったんですが、最後の方は本当に毎日楽しくなくて、手持ち無沙汰で仕方なくて、ゲームとかアニメとかにも触れる気も起きなくて、何も起きない毎日がだんだん苦痛になってきたような感じだったんですよ。
出費的には人生で一番絞れる形態でしたけど、あれが心身にとって健康かというとかなり微妙でした……。



これまで「自分が仕事して稼いだお金を、仕事のストレス発散のために散財する」っていうのが強烈に頭にあったんです。それじゃあ意味ないなと。
けど、そうでもないのかもしれないですね。

月に5万稼いで3万使うのと、10万稼いで8万使うのと、20万稼いで18万使うのと、30万稼いで28万使うのと、残るお金は同じでも、ちょうどいいと思うサイズは人それぞれなのかもしれないですね。
で、自分がちょうどいいと思うサイズにうまく収まったら、多少のストレス発散や散財が必要になったとしても、案外それが一番健全なのかもしれないです。それ以上でもそれ以下でも苦痛になるのかもしれないですね。
「その仕事がなかったらそもそも必要ない出費だった」っていうのは確かにその通りだけど、だからといって何もしないとすべてが味気なくなって、出費は絞れても毎日の活力がなくなって、お金だけあっても意味がない毎日が続くといいますか……。
刺激が強すぎてもストレスだけど、刺激がなさすぎるのもそれはそれでストレスになるらしいです。
定年退職後に急にボケる人とかはけっこうこのパターンなのだとか。
ニートが肌に合う人はいいけど、自分は合わなかったってのがわかった気がします。

30万も稼いで、28万も使っちゃってるのってもったいないって思うかもしれないけど、案外本人的には「月に28万近く散財できる生活」が一番心地良くて、そのためなら30万稼げるだけの毎日に耐えられるって人もいるのかもしれないですね。
逆に5万だけ稼いで3万だけ使うってのが一番ちょうどいい人からしたら「28万使える代わりに30万稼げるだけの苦労を強いられる毎日」はオーバースペックすぎてだるいって話になるかもしれないです。残るお金は同じでも。

フルタイムはだるいけど、ニートも同じくだるかった自分は単に、経済的なサイズが小さくて済むタイプだったんだろうかと思ってます。
働きたくないわけじゃないけどフルタイムはだるい。同じく、派手に遊び回るタイプじゃないけどまったく引きこもってじっとしてるわけでもない。
そんな感じのヤツだったんだろうかと。
小さく稼ぎ、その範囲で小さく散財するのが、一番自分にとって健康でいられる道なのかもとふと思ったのです。


なんかまだ頭の中でごちゃごちゃしてる話なので結構意味わかんない文になりましたねw
書いてるうちにまとまるかと思ったんですが、まとまりませんでしたw