慢性疾患になってみると、在宅仕事ってありがたいと思います。
ハッキリした終わりのない症状のことを会う人会う人にいちいち説明しなくていい。気も使わなくて済む。
付き合いで行く飲み会とかに振り回されずに済む。
症状とゆっくり向き合いながら治療のことも考えられる。
今けっこう腹具合がだるいけど、外に勤めてたときにこれが来なかったのはよかったとすごい思います。
とりあえず引きこもろうと思えばいつでも引きこもれますからね。それがいいことかどうかはちょっと微妙ですけど。
ただ、症状がひどいときってやっぱり外に出ようという気力が萎えますね。自分の場合ですけど。
元気なときに引きこもりすぎるとちょっと微妙になったりするけど、それって心身が健康な証だったのかもしれません。
外に働きに出るのはだるいけど、家の中で仕事するだけならなんとか。
そういう状態にある人にとって、在宅の仕事っていうのは一つの選択肢になるんじゃないかと思いました。
単身者でそんなに金使いの荒い人でないなら、在宅ライターとかで当分しのぐことは可能ですよ。
ここに実例が一人いますからw
在宅の仕事ももっと普通になって、みんなが適当に選べる選択肢になるといいですよね。
その時の都合に応じて選べ、外で働けるようになったらまた外で働き、それが難しくなったらまた在宅に戻る、みたいに。
どうしてそういう風にならないのか。
古い時代の常識がいまだにあるとかないとか、そういう話も多いですよね。
世代交代によってこういうのは解決するはずだから、もう放っとくというのも一つの意見です。
で、たまに思うんですが、そういう「社会全体の空気」みたいなのを作ってるのは結局自分達一人一人の意見と行動ってことになるんじゃないかと思うのですよ。
「こういう風になったらいい」みたいな理想があるなら、まず自分がそれを目指して行動していくことじゃないかと。そういう意見を言っていくことじゃないかと。
新卒入社じゃないとダメとか、履歴書に空白があったらダメとか、自分がそういう意見を言わないことだし、逆にそれに当てはまらなかったからといって自分を負け組だとか自虐しないことじゃないかと。
自分がそういう感じで行動していれば、最低でも一人分くらいは空気が変わることになるんじゃないかと。
まあこういうのも理想論な話ですけど。
でも世間一般的な空気とか常識とかをよく思っていない人がいたとしたら。
確実にその人一人分くらいは空気が変わっていっているということ。
もしその人が若い人で、その人の周りにも同じ意見の人がいるのなら。
それだけ確実に世の中の空気が変わっていっているということ。
たまーに、本当に思うんですが、今の世の中お先真っ暗だというような感じで言う人を見ることもあるんですけど、本当に今の世の中に問題意識を持ってない人とかいるんだろうかと。
少なくとも今の世の中は間違ってると思ってる君がいるんだったら、少なくともそれだけ分は確実に空気が変わってきてるじゃんと思ったりするのです。
というようなことを思ったりしてますのでw
幸か不幸か、こういう在宅仕事と慢性疾患という組み合わせを自分は経験することになりましたので、慢性疾患に苦しんでも在宅仕事で気軽に乗り切れるようになってもいいんじゃない?な空気をひっそりと発していきたいところです。
自分が発する空気なんて大海に一滴の雫を垂らすがごとしですが、ほんの一ミリでも一グラムでも、病気や異常で苦しんでもなんとか生きていけるような空気に変えていければなあというところですね。