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NCの日記

コミュ障人生、試行錯誤の日記です

『星を追う子ども』


アニメ映画です。最近見たのでw
アニメ界では有名な新海誠さんの作品で、ファンタジー系のジュブナイルものになってます。
異世界に紛れ込んでうんぬんかんぬん〜という作品。
新海さんの作品にしては珍しく一時間を越える作品で、二時間ほど楽しめます。

―――――――――

特に気になっていたわけでもなく、なんとなく見た作品だったんですが、かなりツボでしたw
簡単にいえば、ジブリです、これ。意識してたのかな?ってちょっと思うくらい、雰囲気がジブリです。
途中からジブリ見てたのか新海作品見てたのかわからなくなりましたw

個人の意見ですが、新海作品っていつまでも過去にこだわってる人の内面を覗いてるような印象があるんですよね。(まるで自分ですw)
だからなんか時間が止まってるように見えるというか、なんかそんな感じです。
これはちょっと中二を患った男子しか喜ばないんじゃないかなーと個人的には感じてます。

というのが頭にあってこれを観たので、正直(はぁ二時間かぁ(;´Д`) きつい)というのがちょっとあったんですけど、あっという間でしたwww
異世界パートに入るまではちょっと長かったんですけど、入ってからはあっという間。

これまでの時間が止まってる感がなくて、未来に向けて疾走しているようなそんな印象を作品全体から受けてなんか好印象でした。
珍しくこれは買ってもいいかなと思うくらいに。


―――


という感じで、予想外に自分のツボにどストライクだったんですが、ジブリっぽいなというより、自分は別のものに似てるなーとずっと感じていました。
シュナの旅っていう絵物語をご存じですかね? 作者は宮崎駿さんです。

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自分はこのシュナの旅がものすごく好きです。
高校生の頃、誰かにもらって以来、何度読み返したかわかりません。休みが来るたびに読んでた気がします。

ストーリーは、緩やかに衰退していっている国の王子が黄金の種を求めて旅をするというもの。(すいませんこれうろ覚えですwww)
文庫本で読む絵本みたいなものですし、図書館とかにもしれっとあったりするんでよろしければw


ちなみにシュナの旅って微妙に映像化されてるんですよ。
ジブリで若干黒歴史扱いされてる気がしますけど、『ゲド戦記』ってあったじゃないですか。

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これは『シュナの旅』が原案になってます。
実際『シュナの旅』を読んだ後でジブリの『ゲド戦記』を見ると、「ハッ!今のはシュナの旅のあのシーンでは!!!」ってガバッとなってしまうこと何度かありましたw
CMか予告か何かで初めて見たとき「これはもしや…?」と密かに胸熱になっていたのを覚えてます。

世界感や部分部分のシーンがよく似ているだけで、話の展開は全く違いますけどねw
でも奴隷売買されてる街のワンシーンとかほんとまんまですよ。


―――


で、星を追う子どもに戻りますが、なんか、どこがってわけじゃないんですが、なんかシュナの旅に似てるなぁとずっと思ってました。何げない背景とか廃墟とか、その辺の遺跡っぽい場所とか、なーんかぽいなと。
そして極め付けが最後のクライマックスシーン、ある登場人物が底の見えない崖を下りようと言いだしますw (素手 & 命綱なしでw)

これもねぇ、シュナの旅のワンシーンを彷彿とさせるんですよ。
前半のクライマックスで、シュナは崖を下りていきます。やっぱり素手 & 命綱なしで。

そして下りきったその先は、シュナの場合は海。星〜の方はちょっとした水たまり。
もちろん展開は違うんですが、絶対無理ゲーのはずの崖下りミッションの先に自分が求めるものがあって、苦労して下りて、下りた先には水があるというシチュエーションがなんかぽいなと。


星〜の方がシュナの旅を意識していたのか、それともただの偶然なのかわかりませんが、自分はこのアニメの中にシュナの旅を重ねて見ていました。
これが自分のツボにピッタリはまったのは、たぶんシュナの旅とダブって見える部分が大きかったからだと思います。

自分の中でこれはジブリっぽいというより、シュナの旅っぽい作品でした。
シュナの旅を彷彿とさせる映像化はゲド戦記のあれよりこうであってほしかった…とちょっと思いましたw
シュナの旅成分を抜いても、普通におもしろかったですしね。自分としては。



自分がやっていることが正しいのか間違ってるのかわからないけど、とにかく目の前にことに全力を尽くすという姿勢を描いてみた、みたいなことを監督インタビューでおっしゃっていたような気がするんですが、そういうのも何か今の自分の心境に近い部分があった気がして、いろいろと見入ってしまうアニメでした。

シュナの旅 (アニメージュ文庫 (B‐001))

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