NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

年取って趣味が変わってきた話

物心ついたころからゲームは自分の酸素であって、あるときからアニメも加わり、これらを頼りに生きてきたんですけど、最近その傾向が鈍ってきてます。たぶん普通に老化現象なんですよね。

代わりに掃除とか読書とか散歩とかのほうが趣味みたいになってます。変わったな、年取ったんだろうなって思うところだけど、これもまたヨシな気もしているって話です。



ネット回線のトラブルきっかけでアニメの視聴頻度がついに落ちた

コロナ禍の影響で在宅の人が増えたのか、一時期うちのマンションのネット回線が過去最大の速度落ち込みを記録しまして、テキストのみのニュースサイトすら開けぬ始末。

動画視聴なんて夢のまた夢で、ここ最近、一時期アニメ見れなかったんですよね。

昔ならもう大騒ぎだったけど、今はもう「あ、ふーん」って感じで、じゃあいいやって別のことしてました。


アニメ一切ぶん投げたわけじゃなくて、視聴作品パパっと絞って、回線が生きてる週末のごくわずかな時間帯にまとめてみるってスタイルで、細々と何個は完走してます。

自分の生活にはもうそんなにアニメなくてもいいかなって思うことが数年前より何度かあって、でも惰性で見ていた中、今回の回線トラブルきっかけで興味の低下がついに表面化したって感じの出来事でした。


完成度の高いゲームほど今はやる余裕がないっぽい

世間で最近話題のウマ娘、自分も一応プレイしていて、いわゆるソシャゲだけど完成度が高いなーって思ってます。PCでもプレイできるよ!!

dmg.umamusume.jp


やりこみ要素の多さとか、いやすごいなーって思うんだけど、それがかえって今の自分にはつらくて、プレイがしんどいときが多いんですよね。

完成度が高いからこそ自分はもうあまりプレイできないって、皮肉なもんだなぁと思うところで。


実は別のソシャゲもプレイしていて、そっちはもう典型的なソシャゲ感強いんですよ。運営様から素材やアイテムを施していただくために、ハムスターが回し車カラカラ回すみたいに単純なバトルを延々周回する、みたいなw

うっすいゲームだと思いつつ、そういうゲームが今の自分にはぴったりだったことがウマ娘で証明されてしまって、うつろな目でパチ打ってるみたいなおっさんに自分もなっちゃったんだなぁと思うところで。

そもそもPCの前にいる時間が前より減っている

仕事は除いて、好んでPCの前にいる時間が前より減ってますね。なんかそっちのほうが体調がいいことに気づいて、休日に本当に朝から晩までモニターに向かうのはむしろ避けるようになっていて。

代わりにしているのは部屋の掃除と読書と、あと時期によっては散歩とサイクリングです。なんか最近はこっちがメインの趣味で、オタクコンテンツはサブの趣味みたいになってきてます。


掃除すると部屋がすっきりしてオンもオフも快適だし、やった分だけ結果がすぐに出る、努力が報われる感がよき。

読書(小説以外)は知識が増えてなんかおもしろい。

近所のコロナ感染状況が落ち着いてるときは、もとから好きだった散歩とか、最近加わったサイクリング(ママチャリだけど)もよくします。こういうのでしっかり動いてるほうが夜ぐっすり眠れて生活にメリハリがつきますね。ついでに体力もつくし。


自分でもちょっとびっくりするような変化だなぁと思います。今住んでる部屋があまり居心地よくなくて、自室にゆっくり落ち着いていられない時期があった影響もけっこう大きいんですけどね。

その環境はちょっと改善されたけど、習慣の変化はなんかそのまま定着してしまって、休日はひとまず部屋の掃除はじめたり、外へ出られる時期ならひとまず出かけたりみたいな感じに落ち着いてます。

まあコロナ禍なので、外出中は人が集まる場所とか店にはもちろん近づかぬし、外出をあえて避けるときもけっこうあるんですけどね。ヒッキー野郎が珍しく外に出る気になったタイミングに、社会の事情で外出できぬとはまた皮肉なもんで。


でもオタクコンテンツも完全に縁が切れるわけじゃないなとも思う

最近はちょっと自分のなかで下火になってるオタクコンテンツだけど、まったくいらないわけでもなさそうなんですよね。

1日クソ忙しかった日とか、夜にアニメやゲームに少し触れるのはやっぱり良い息抜きだし、ないとちょっとMPが死ぬと思うし。

1週間ずっとなんかクソ忙しかったときの週末は、1日引きこもってゲームやアニメに触れてるときもあります。それないとやっぱり死ぬ気がしますね。


前半生の生きがいだっただけあって、何か自分の琴線に触れるというか、性に合うというか、完全に縁が切れるわけではなさそうです。

仕事が変わるとか、ライフスタイルが変わったらまた趣味も変わって、前みたいに空き時間はひたすらゲームやアニメに触れてるみたいな感じに戻る気もしています。


という、近いような遠いような微妙な距離感にあるんですけど、自分にとってオタクコンテンツってお菓子のようなもので、たまに食べるぶんにはおいしくていいけど、メシ三食の代わりにはならぬみたいな位置づけに落ち着いた気がします。

自分にとってオタクコンテンツは、日常生活とかメインの趣味が順調に回ってることを前提に初めて楽しめるみたいな位置づけに変わって、これさえあれば生きていけるみたいなものではなくなりました。

もしかしたら元からそうだったのかもしれません。オタクコンテンツが本当に生きがいで、そのためならどんなことだってやれるみたいな熱量は、自分には昔からなかった気がします。



そういう熱量の違いが年取ってついに表面化したのかなぁ、たぶんワイ、順調に老化してるんだろうなぁって日々思ってるけど、まあほかにやりたいこともあるんだし、これはこれでヨシ!と思ってます。

ただ、視聴がしんどくて離脱した新クールのアニメには、昔の自分だったら見ただろうなって作品もちらほらあって、自分がウェーブにノれなくなってるのをひしひしと感じてちょっと寂しい、というのもなくはないですけどね。