NCの日記

孤立気味に生きてきたおっさんの日記です

今回の冬はまあまあ元気だったのであれこれ

冬は毎年ひどく体調を崩すのがここ最近の恒例になってたところ、今回の冬はまあまあ元気で、ひどく寝込むとか、咳がずっと続くとかがないまま終わりそうです。

一冬にわたって体調不良で病院に行かずに済んだの、たぶん5~6年ぶりだと思う。


ここ数年の冬は、もがきながらアリジゴクに沈んでいく感じが当たり前になってたので、冬にこんなに自由時間が多かったの久々だわ、ちょっと忘れかけてた感覚だわってのが正直な感想です。

最近なんか自分でも引くくらい元気な時があって、ワイってこんなに元気だったっけ??って自分でも驚くんですが、たぶん冬に寝込んで体力落ちるターンがなかったのも大きかったと思うんですよね。


で、ここ数年、冬の体調管理とか療養には力を入れてたけど、体調崩しまくってる人の健康法は受験で毎年落ちてる人の合格法みたいなもんでそもそも微妙ですが、今回は珍しく元気だったので、最近の取り組みとかをここにこっそり書くというアレです。


体を冷やさないのは基本にして奥義だった

冷えは本当にダメですね。冬になると、寒いというそれだけの理由で体調を崩すので、冷えを防げたら8割方オッケーなんじゃないかとすら思うほどで。

実際、今回の冬で何度かは体調を少し崩してますが、そのときも原因はたぶん冷えでした。


暖房はコタツとかよりも部屋全体を暖められるエアコンとかのほうがいいかなと思います。でも今住んでいる家、断熱性能が低すぎて暖めるそばから冷えていくの、本当に穴の空いたバケツ感がやばい。

そんなわけで、梱包用のプチプチのロール(大)を買って、カーテンレールに吊り下げてました。本当は断熱シートを直接窓に貼れたらよかったけど、賃貸ではちょっと難しいんですよね。

プチプチ吊るすのはダメ元でしたけど、なんかけっこう効果あった気がします。もっと隙間なくプチプチカーテン吊るすとか、工夫すれば断熱効果さらに上がりそう。


そして、冬場に布団の下に敷いてた大判の厚手ジョイントマット(たぶんウレタン製)、今年はもう窓際に雑に立てかけてました。冷気って思ってる以上に窓を貫通してくるので、窓の足元にジョイントマットつないで立てかけるだけでもなんか部屋が暖かかった気がする。


ひたすら厚着するのも大事で、セーターとか何枚も重ね着して、ぶくぶくに着ぶくれしてもいます。

盲点になりやすいのが風呂入るときで、一人暮らしでいちいち湯船作るのも面倒だし、でもシャワーじゃ寒いしみたいなのあって。

外国の、頭の上からシャワー出てくるみたいなのならまだよかったけど、うちのはフックにかけてシャワー出すとお湯の勢いでヘッドがあらぬ方向を向くみたいな仕様で、シャワーだしっぱでシャンプーするとかは難しくて。

解決策としては、夏場の半袖Tシャツと短パン着たままシャワー浴びるのがけっこうよかったですね。シャワー止めてもお湯で濡れた服が体を少しの間暖めてくれる感じが。

服が吸ったお湯が冷めてきたらもう1回シャワー浴びると保温効果が戻る感じで。ぱぱっと風呂入る間の冷えを防ぐくらいなら、これでギリギリ持つかなという感じでした。

※シャワーヘッドを固定する便利グッズもあるみたいです


i-toolアイツール ユニバーサルシャワーフック ホワイト

睡眠はとても大事。たぶん

睡眠不足だと免疫力が下がるみたいなのは証明されてるみたいな情報をネットでチラ見してます。本当かどうかは知らん。

でもありそうな話だし、体調の記録って数年前から毎日つけてるんですけど、原因がよくわからなかった数年前の体調不良の記録を今見返すと、体調崩す数日前からずっと不眠気味で、寝不足が続いてたっぽいんですよね。


この点に気付いてから、今年は例年以上に寝不足には気を付けていて、どうしても不眠気味になったときは市販の睡眠導入剤を飲んで寝不足をリセットしてました。

睡眠導入剤が癖になるとアレなので、日中にカフェイン取りすぎないとか、できるだけ運動するとか、寝る1時間前にはモニター切るとか、そういうのも実行してなるべく自然に寝れるように努力はしてましたかね。


それでも6時間くらいで目が覚めてしまうのだけど、まあ年取ると寝れなくなるというし、ある程度はしゃーないのかなと。

睡眠って、単純に長く取ればいいとは限らなくて、寝始めた直後の眠りの深さが大事だという説もあるようです。


睡眠は日中のパフォーマンスにも明らかに影響するので、その点も大事でしたけど、自分的には体調管理の面からも睡眠は欠かせない要素でしたかね。

今年は意識して睡眠はとってたので、その効果も少しはあったのかなとは思います。

療養のための薬とかグッズ

今年の体調不良があまり長引かなかったの、漢方薬の効果もあったと思います。もう何度か書いている香蘇散と補中益気湯。特に香蘇散のおかげで、体調不良が早くにすっきりと治りやすかった気がします。

少なくとも、自分には葛根湯よりは効果があった気がするので、これはもう季節問わず今後の常備薬に確定しました。


あと、一時期に食欲が落ちてたので、以前飲んでた栄養剤兼用の整腸剤(エビオス錠)の余りをちょっと飲んでた時期があったんですよね。

これは冬場の栄養管理にいいんじゃいないかと思って、結局今もずっと飲み続けてる感じです。医薬品じゃないので、医学的には健康増進とは関係ないという話になるはずだけど、まあこれも地味に自分には効果的だったのでは・・・?って疑惑が出てます。



こういう薬系のほかに、ちょっと体調が悪いときの療養グッズは冬までに作っておく感じです。缶詰・羊羹・野菜ジュース・パック餅とか、日持ちするものを秋に少しずつ買いだめしておいて、冬場の療養食&災害時の非常食にする感じです。

割りばしとか紙ボウルとかも一式買っといて、具合が悪いときに一切自炊せずに済むように準備もしてて、実際に今回の冬も何度かはこれらグッズを使って自炊を回避してました。

自炊が癖になってる自分としては、これも大事な療養のコツでしたかね。


いろいろやったけど、今回の健康はまぐれ当たりな部分も大きい気はする

今回の冬、自分が住んでる地域では一時的にひどく冷えたときもあったんですが、全体的には暖冬傾向だった気がしますね。たぶん異常気象的な異様な温かさが続いた時期があって。

1回体調を大きく崩しそうになってるときに、ちょうどその暖かい時期にあたって、そこから一気に体調が戻った経験からも、冷えってほんと大敵なのだなと。


まあ、そんなこんなで、今回わりと元気だったのは、今回の冬がわりと暖かかったからというまぐれ当たりの要素も大きかった気が個人的にはしているんですよね。

でも別にそれでもいいと。野球とかでよく言う「1本ヒットが出れば楽になる」みたいなのと同じで、まぐれ当たりでも1回うまくいくと精神的に楽になって、なんか調子が上向く感じはありますね。



ここ数年、冬場の体調管理とか療養に励んだ結果として、病は気からって部分も実は小さくないような感覚も持っていて。

どんだけ横になってても、何度病院に行っても、ぐずぐずと体調不良が続いていた時期があったんですが、「もう知らん!!」と普通の生活に無理やり戻したあたりから調子が戻っていった気がするんですよね。

当時の体調不良がどうやって治ったのかあまり記憶にないんだけど、たぶんそういう経緯で治ったから、治ったきっかけをはっきりと覚えてないんだと思う。というより、はっきりとしたきっかけは特になかったんだと思う。



今回の冬も精神的にやられそうになってた時期が1回あったけど、なんかもう今回は開き直れて、「熱とか咳とか出ようが別にええわ」って心境にいたったら、なんか調子崩しそうだった怪しいコンディションが元に戻って。

病は気からってこういうことなのかなーって、生まれて初めてちょっと感じた気がする。


なんにせよ、ここ数年続いていた悪循環がまぐれ当たりでも途切れたのは、体調面にもプラスになりそうだなと。精神的にも楽になったし。

具体的な療養法も、アップデートを続けて多少は手ごたえを感じられるようになってるしで、まだまだ油断はできないけど、今回の冬はまあまあ良いほうだったかなという感じです。