ここ数年、酒はほとんど飲まなくなってたところ、先月たまたま口にした酒がうますぎて最近また酒飲みに戻ってしまった・・・。
なんかもう酒はいいやって持ってた酒全部手放したこともあるんですけど、誰も飲む人いないからって新しい酒がうちにまた回ってくることもたびたびあって、なんか知らんけど酒とは付かず離れずの距離にいるなぁと。
体弱いのであまり飲めないんだけど、自分が酒に惹かれるタチなのは間違いないしで、そんな微妙なのんべえ人生を通してのあれこれです。
目次
最近意識してる悪酔いしない飲み方
年取って酒には弱くなったと思います。かなりの酒飲みだったご年配の方とたまたま話す機会があって、その方も歳とともに酒には弱くなったと言ってましたかね。
だもんで、最近は酒飲むときに飯のほうを優先してる感じです。食べてるときもちびちびはやるけど、まずは8割方が飯で、酒は本当に少し口にする程度に抑えてます。
ある程度食べたかなーと思ったら、そこでまた30分くらい箸休めして(ここでは酒にも手を付けない)、そこからようやく本格的に飲み始める感じです。
家で一人で飲んでるだけなのに、ここまでして飲まないかんのか??って疑問はちょっと湧く。
昔はとにかく早く酔いたい一心で、すきっ腹でくいっとやるのが好きでした。あくまで酒が先。酒飲みながらその日のメインディッシュを料理するのもお決まりでした。
すきっ腹飲みを今やると、もう酔いが回りすぎて気分悪くなるし、翌日にも酒が残りやすくて、年を取ったもんだなーって思ってました。
飯優先の飲み方に変えると飲んでるときもあまり悪酔いしないし、翌日にも酒あまり残らないしで、飲み方ひとつで全然違うやんけ!!ってびっくりして。
酒に戻るきっかけになった先月の酒もたまたま飯優先で飲む形になったんで、それで悪酔いしなくておいしいと感じたのかもしれません。
人生も後半戦に入りつつある今、酒飲むなら飯を食べてからにするのがマストなのかもなーと思ってるところです。
体質的に酒を飲めないのはいいぞ・・・
冗談半分でよく言われる「ストゼロは福祉」ってやつ、わかるーって思っちゃうんだよなと。
このブログを書き始めたころニートだったし、人生いろいろうまくいってなかったしで、「今、昼から酒飲んだりしたら廃人一直線だなー」とか思いながら昼から飲んだりしてたわけで。
一応ニートでなくなったあとも、しばらくは週末の晩酌だけを頼みに生きる時代が続いて、当時のワイはPB発泡酒・ストゼロ・激安ワインばっかり飲んでる奴でした。
いろいろどん詰まりだった当時のワイにとって酒飲んでるときだけが心が軽くなる時間で、幸せの青い鳥はここにいたんや・・・って実感を酒から得てたと思います。
こういう経験をした人間からすると、最近放送された『ぼっち・ざ・ろっく』に出てくる幸せスパイラル(アレコレの不安をぼやかすために常に酒キメる生き方)って、マジであるなって思います。
酒で体壊した知り合いがいると、幸せスパイラルはネタとしてあんまり笑えないって声もあるみたいですね(だから作品を規制しろとかの話ではないです。あくまで1つの感想)
なんだかんだで自分が酒で体壊さなかったのは、体が弱くて、酒飲めるような体調面の余裕がそんなになかったからです。もっと体が丈夫だったらたぶん大酒飲みになってたし、ついでにタバコも吸ってた気がします。
だから、自分は逆に運が良かったんですよね。自分の意思だけで幸せスパイラルを断ち切らなくてよかったので。
個人的には、体質的にアルコールを受け付けない人も運が良いほうなんじゃないかなーと思ってます。アルコールがもたらす幸福感とか充足感、あれはマジで魔的。
体質的に酒飲めない人から「なんであんなにみんな酒飲むんかわからん」っていわれたことあるけど、いやー、ストレスから暴飲暴食に走ってしまうタイプの人だと、体質が体質なら酒にハマってた可能性けっこうあるんじゃないかなーとは個人的に思ったんですよね。
人生うまくいってないとか、ストレスが多くても酒にハマらずに済むの、修行僧のようなストイックさがある人くらいだと思う。そこまでストイックな人はそもそも酒に頼るような状況に陥らんような気もするけど。
酒がズッ友だった時期と飲みたいのに飲めなかった時期の両方を経験した身としては、体質の何らかの問題で酒があまり飲めないの、逆に運が良いよなーと最近しみじみ思います。
あ、ちなみに↓のサイトでアルコール依存チェックシートやってみたらワイは8点で、依存症ではないけど飲み方に問題があります的なことをいわれました。
個人的に印象に残ってる酒5選
酒への興味から、酒の種類とか銘柄とかをいろいろ調べてた時期があって。
体質の問題もあって実際に飲めた酒は本当に一握りだけど、いろいろ見たり飲んだりしたなかで印象に残った酒といわれると、自分は獺祭、菊正宗、ワイルドターキー、ハイネケン、赤玉をあげますかねー。
・獺祭
たしか山口の日本酒だったと思う。親戚からたまたま飲ませてもらったとき、味の違いがわからない自分でも「この酒は全然違う!」って感じたの覚えてる。
アルコール特有の舌触りみたいなのがなくて、なんかフルーティーとすら思いました。日本酒とは思えない飲みやすさに、くいくい飲んでふらふらになった記憶。
基本的に味の違いはわからない人間なので、獺祭以外の日本酒で違いを感じたことは今のところないですね。まあそんなに多くの日本酒を飲んでるわけじゃないのでアレですが、忘れられない酒のひとつです。
・菊正宗
たしか兵庫の日本酒だったと思います。
飲んだことはないけど、江戸時代から続く有名な酒で、戦争にも阪神淡路大震災にも負けずに現代まで続いてる酒だと何かのきっかけで知って、個人的に心に残ってます。
あと、なんか街歩いてるときに「菊正宗」って日本酒のラベルそのままのトートバックかなんか持ってる人いて、それで余計に印象に残った気がしますw
機会があったら是非飲んでみたい酒ですかね。
・ワイルドターキー
自分のなかの「かっこよさげな三大ウイスキー」の代表格。あとの2つはメーカーズマークとアーリータイムズ。
いやー、獺祭とか菊正宗とかの名前だけではさすがにそこまで心惹かれんけど、「ワイルドターキー」とかいわれたらジャケ買いしちゃうよずるいよーって感じ。買ったことないけど。
ほかにもジャックダニエルとかホワイトホースとか、洋物のウイスキーって名前とか瓶の見た目がかっこよくてヤバい。
あと、ワイルドターキーは映画『テルマ&ルイーズ』にちらっと出てくる酒でもあるんだよなと。
関係ないけど、ウイスキーはコーラで割ると絶対うまいと学生時代に酒飲みの友達から習って(?)、ウイスキーのコーラ割りを一時期よく飲んでたの思い出すなぁと。
・ハイネケン
ヨーロッパで有名なオランダ生まれのビールですね。これは飲んだことがあって、自分のなかで唯一、普通においしいと思ったビールです。
ビールはまあまあ好きなほうだけど、味自体がおいしいと感じてるかはあまり自信のないところで。
味だけでビールを選ぶなら、今のところはハイネケン一択かなーと思います。
・赤玉
学生時代によく飲んだワイン。最近はもっぱらペットボトルの安ワインばかり飲んでますけど、今もお店の棚に赤玉が並んでるとなんか安心感がありますね。
ワインと言われたらイタリアの輸入品をなんかありがたがってしまうけど、それが口に合うかどうかはまた別の話で。
身近にあって親しみやすくて、日本人の口に合うおいしさで、しかも安い。赤玉はワイン界のサイゼリヤやーとよく思ってます。